経済成長が鈍化してきているとはいえど、中国の市場は日本のビジネスにおいても意識せざるを得ない巨大マーケットです。
今回は中国で長年ビジネスを展開されてきた方から、中国独特の商売スタイルについてお話しを聞くことができました。
日本人特有のビジネス感覚が通用しない部分もあるので、これから海外進出を展開される方にとってはとても参考になるかと思います。
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『日本市場と単純比較してはならない、中国の市場』
中国で10年間仕事をしていた経験を持っています。
一部上場製造業の駐在員として販売に関する仕事をして参りました。
駐在していたのは二都市ですが、概ね50箇所程の都市に脚を運び販売網作りの仕事に注力しました。
会社自身は大企業でしたが、初の本格的な海外進出、初の工場設立でもあり、営業職としてはほぼゼロからのレールを敷いて参りました。
試行錯誤しながら、一定の成果を残せたとは思っております。その中で得た経験についてお話ししたいと思います。
中国の人口は約16億人と言われておりますが、日系企業が事業を行って収益を上げられる場所は、各省の大都市に限定していると考えて下さい。
沿海部の大都市は別にして、内陸部に入れば入る程日本では考えられない貧富の格差があります。ですから、自ずと商圏と顧客数はある一定の購買力を持つ層に限られてきます。
商圏の綿密な設定が不可欠になるというわけです。
現在の中国ではECが急速に発展していますので、内陸部にまで商圏を広げる事は結果的には可能です。
ですが自らの手で販売網を構築しなければならないビジネスの場合は、自らの力量にあった商圏設定が不可欠になります。
当然、どの商圏に焦点を当てていくべきか?これは事業や商品、またどの規模のビジネス展開を見据えるかによってターゲットが変わってきます。
まずは現地に精通するパートナーなどの力を借りて、ターゲット候補となるエリアのマーケットリサーチを行い、どの商圏でビジネス展開されるべきかしっかりと下準備をして下さい。
次は、「総合力」が受ける日本と、「専門特化」の寄せ集めが受ける中国との違いについてお話ししたいと思います。
中国へのビジネス進出、知っておくべきこと <総合力と専門特化>
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私たちの支援の形はいわゆるコンサルティング型ではなく、パートナーシップという考えのもと共に事業を推進する立場で支援をさせていただきます。
(プロフィットシェアという考え方)
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