日本にやってきた外国人観光客が口を揃えておみやげに挙げるもの、それはお菓子です。

出身国でも売っているお菓子の限定フレーバーはもちろん、そんなものでいいの?

といってしまうような意外な商品まで。外国人の友達が多い私が、

これまでに見たお菓子事情をお伝えします。

 

日本発、海外展開しているお菓子メーカーはいくつもあります。

私がグアム、マレーシア、タイ、中国に行った際にも日本のお菓子の

海外限定パッケージに出会いました。今の段階で海外展開が進んでいる

(空港や現地コンビニで商品を見かける)という印象が強いのは、

グリコと森永です。ポッキー、プリッツ、ハイチュウは

世界のどこにでもあるのではないでしょうか。

日本人が海外旅行に行った際に、パッケージの文字が違うことに

うれしくなっておみやげに買ってくることもよくあります。

 

一方の、日本に来る外国人が好きなお菓子について紹介していきます。

出身国別に、有名なお菓子や好みは多少違っています。

 

日本のお菓子は輸出すればたちまち注目を浴びます。それをまだ知らないのは日本人だけです。

韓国はグミ、ゼリー系。もちもち食感が大好きです。

日本の菓子パンは韓国よりもおいしいというのが広まり、

今では韓国にも日本の技術を取り入れたパン屋さんが続々オープンしています。

しっとり感、ふわふわ感が特徴の日本のパンが人気を集めています。

日本の専門学校でパン作りを学ぶ韓国人留学生も増えています。

 

中国は市販のチョコがウケています。どこにでも売っているような

板チョコが甘くてなめらか、おいしいんだそうです。

チョコ部門で具体的に商品名を挙げるなら、白い恋人が1番うれしいおみやげだそうです。

 

欧米は意外にも、飴ちゃんが人気です。まさかの結果にびっくりですが、

海外展開が活発ではない分野であります。どんな飴が好まれているのかというと、

日本のスーパーやコンビニで買えるような1袋100円程度で中に

個包装に包まれた飴が入っているものです。海外ではロリポップが主流ですし、

似ているとは言えませんが大きさ的にはキャラメルの類が同じような

分類のお菓子といえるでしょう。日本と同じ大きさの、丸い砂糖のかたまりで

色がついているものは基本的にはないのです。

特に外国人が驚くポイントは、味にあります。

日本の飴は味が多種多様で、1袋にいくつもの味が入っていることがあり、

お得感があるのです。それに加えて、パッケージに書いてあるとおりの

味がすることが不思議でたまらないのです。

香料で味をつけているだけに過ぎないのですが、

飴に色をつけるだけでないところが丁寧だと評価されています。

 

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