「広岡&稲盛」= 1932… 「絶対積極」天風哲学と共に

京セラ 名誉会長、稲盛さんの人生や経営哲学に多大な影響を与えた天風さん(中村天風)
「私の事業哲学の根本は天風先生に教えられた。もし今の私が、成功とか繁栄とか言い得るとしたら、天風先生のお陰だと思う」
絶対積極…
積極的な「人生成功の哲学」と魅力
●中村天風師に影響を受けた主な人々…ごく一部を抜粋
原 敬(元首相)
東郷平八郎(元帥)
浅野総一郎(浅野セメント創業者)
山本五十六(元帥)
双葉山定次(日本相撲協会元理事長・横綱)
松本幸四郎=七世(歌舞伎俳優)
堀越二郎(「零戦」設計者)
松下幸之助(松下電器産業創業者)
伊達公子(元テニスプレーヤー)
何故各界の頂点を極めた人々が「生涯の師」として中村天風師に心服したのか…
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「力」と「勇気」と「信念」を与えてくれる
人生は、心一つのおきどころ
ひとまわり大きな積極人間
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「広岡達朗」という元野球選手、監督、評論家の著作が紹介されていたのを最近耳にした (話もオーディオで聞くことが多い)
「V4の栄光は師のお陰…天風先生は、私が先生と呼ぶ唯一の方
幾多の難敵を倒し、V4の栄光を勝ち得たのも、心の奥に常に天風先生の教えを秘めて事に当たったがためです
この恩恵を多くの人と分かちあいたい…」
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私にとって「広岡」の名はとても懐かしい
田舎の鳥取・米子の実家で、夕方になると軍艦マーチとともに始まるラジオ実況放送にかじりついていた大巨人ファンの頃の中学時代に遡る
「3番ファースト王、4番サード長嶋」そして6番ショート広岡だったかな…
ショートの守備にかけては、当時球界の第一人者だった
彼のその後の野球人生はよく知らないが…
巨人軍選手としての活躍、監督としてヤクルトスワローズ、西武ライオンズをそれぞれセ•パ両リーグで日本一に導いた輝かしい経歴を持つ一方で
巨人川上監督との確執、その独特の野球理論•哲学、辛辣で歯に衣をきせない、他者に安易に妥協しない一面があるなど、球界の多くの重鎮からも煙たがられる存在でもあったようだ
「巨人、大鵬、卵焼き」の時代でもあったが、若い頃なぜ私が巨人の大ファンだったかと言えば、ひとえに当時の米子のような田舎都市では巨人戦しか放送されなかったから…
なので、大学時代4年間過ごした広島にいる時にいてさえも、熱狂的なカープ・ファンをよそに巨人ファンを貫いた
広岡氏の広島東洋カープのコーチ時と私の広島大学1、2年の時代と場所が重なっていたとは…今知った
とても思い出深い広島生活ではあったが、彼がもともと広島出身だとは知らなかったし、その間、広島市民球場に赴くこともなかった
更に、社会人になって以降は、プロ野球には全く関心がなくなってしまっていたので、彼の名前も遥かかなたに消えていた
それが、本日、思いがけずこの「広岡」の名…どこか懐かしい香りのする響き
「中村天風」縁で
著書「悲運に心悩ますな」
の書評を聞いた
天風哲学を…
仕事、経営、人生に活かした
稲盛さん
その一方で
野球で実証した
広岡さん
どんな逆境にあっても、
心を積極的にして生きれば
人生は好転する
悲しいことや辛いことがあった時、すぐ悲しんで辛がってちゃいけない
すべての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的になると、人間に敵対する力がなくなってくる
だからどんな場合にも、心を明朗に、一切の苦しみをも微笑に変えていくようにしてごらん…悲しいこと、辛いことの方から逃げていくから
「天の声」= 全ての原因は自分の思考にある…
監督が失敗をしようが
選手がミスしようが
周りのせいにしてしまう…
実はそうではなく
全て自分の思いや考えに原因がある
「そう思う」ことが大切
どんなに嫌なこと、マイナスに見えるようなことが自分に降りかかってきても、そのことを一切気にしなければ…
「心に迷惑」をかけなければ
身体も心もダメージを受けることがない
この広岡さんは、稲盛さんと同年の1932年生まれ、今年90歳
自分が正しいと信じていることは、どんな障害にも屈服しないで、貫き通そうとする強い心の持ち主、気概ある人たち…
●石原慎太郎 最近まで政界を揺るがし続けた
●五木寛之 小説家
この二人は予てから
この年1932年、昭和7年…
戦前、戦中 の激動の嵐に少年期に身を置いた…
私の中では、
稲盛さんを含んで、気骨のあるスゴい「三人衆」と思っていたが、ここに広岡達朗が加わった
もしかして〜と、
1932年同期の人たち
みると…
長門勇 1932.0101-2013.0604
稲盛和夫 1932.0121-
横山ノック 1932.0130-2007.0503
広岡達朗 1932.0209-
有馬稲子 1932.0403-
小林亜星 1932.0811-1921.0530
石原慎太郎 1932.0930-2022.0201
五木寛之 1932.0930-
仲代達矢 1932.1213-
私の「同期」は185万人
志村けん もその内の一人のようだが、
ほかの皆さん
どのようにして生きてこられたのだろう…
今も元気にしておられるだろうか…
それぞれ歩んできた道は違っていたとしても
特にこれからは…
人生の王道、学ぶべき道は
そんなに離れたものではないだろう…
「怒らず、恐れず、悲しまず」
「心と体が統一されれば幸福な人生が “できる”」
私にとってはなかなかのチャレンジだが…
「仕事」や「暮らし」の場で、実践を通じてただひたすら精進、学び続けるほかはない