信越化学

シリコンウエハーや塩化ビニル(PVC)など、世界中の多くの業界で高いシェアを誇る巨大企業
半導体製造に欠かせないシリコンウエハでは世界一…
私自身、20年位前になろうか…以前関わっていた会社で、その時は日本から200mmと300mmのサイズのシリコンウエハーを輸入し、米国の半導体製造の前工程加工業者に販売していた
当時から日本製の品質は安定しており、引手あまた…顧客にはかなりの利益率で売っていたことを思い出す
その後現在の個人会社にフォーカスするようになって今年で10年になる
おかげで、米国政府研究機関や大学、超大手企業との取引口座は100社以上
その内の一社が信越化学アメリカ…SEH Americaである
信越化学の米国事業も、恐らく現在の主力は現地生産だろう。この現地企業と10年の付き合いになるが、本日比較的大きな額の受注に成功した
本年度の予算にどうしても組み入れる必要があるので年内の出荷を強く要請されている
昨今では米国経済もソフトランディングするのでは…とやや景気後退の指標も出ている上、製造部署の責任者も当該機械の投資案件に付いては認可待ち…とのレポートが長く続いていた
ヤキモキしていたが何とか上手くいったのでホッとしている
米国では、たとえ小さな企業であっても、信頼を得、誠実に対応していけばビッグな機会チャンスが得られる
ビジネスは対等…しかも体面交渉の必要さえない…
米国のビジネス文化…規模や実績に関係なく、ビジネスパートナーを尊重する姿勢が根付いている
この素晴らしさを再認識、体感するからこそ今も現役を続けることができているのかもしれない
ビジネスは規模ではなく
どこまでいっても
誠実さ と 実力
という訳だ
私の意味する「実力」とは
「日本ブランド」x 「伝える力」
そしてこの伝える力とは
マーケティング力、交渉力、日本的サービス精神を含む「営業力」に他ならない
言い換えれば…
日本の技術
良質の製品
おもてなし満載のメンタリティがあれば
誰でも…どんな個人・会社でもOK
日本は少子化がどんどん進む…
一方
日本には自らの潜在的な「実力」を認識していない人が多すぎる…
まだまだ人口増加市場を求めて何故「外」に打って出ないのか
ホント不思議…