桂小米」… 「同期の桜」散る

米子東高校65期グループメールで…
同期で関西米城会(米子東高OB会)
会長のU君から、
本日、珍しく
皆んな宛てにメッセージ。
(U君とは、米子の実家の隣が彼の親類とあって、彼も私も何となく親近感を感ず。前回訪日時、2019年の11月関東米城会に、私が飛び入り参加した時にも親しく話できた。)
そのU君から
訃報…
4月26日、高校同期(潮邦雄君)
落語家・桂小米師匠 が逝去。
同期とはいえ、卒業時550人もいたので、
当時の友人たちについての私の記憶は怪しい…
ピンとこなかった
「潮」という名を聞いて
そう言えば…という程度。
とは言え、
やはり気になって
卒業写真アルバムを開いてみた。
なんと…
同じ3年8組…
「同級生」
しかも、
卒業写真の中では
彼は、私の真後ろに立ってる…。
たしかに、この顔は見覚えがある。
とてもおとなしかった、
決して目立つような存在ではなかった、
真面目な…そんな印象…。
「桂小米」とは上方落語の名跡で、
彼は「11代目」とあった。
「小米」の名は
米子出身だったため決まった…
– 9代目桂小米 – 後の2代目 桂小文治
– 10代目桂小米 – 後の2代目 桂枝雀
– 11代目桂小米 –
11代目 桂 小米(かつら こよね、1950年9月22日 – )
鳥取県西伯郡出身の上方噺家。
本名は、潮邦雄(うしおくにお)
とある。
他のみんなは
彼が落語家として活躍している事は
知っていたようだが
私は、今、初めて知った。
卒業から半世紀余り、
私自身の歩んできた道に沿い、
時代を追ってみる。
こんな道もあったんだ…
約20年前の2000年11月、
東京在住の同期の仲間のために、
米子弁を交えた独演会、高座
を開いてくれたとの事。
桂米朝師匠に弟子入りした
当時のエピソード等懐かしく、
まるで昨日の出来事
のように思い出されると言う。
私も、あの独特の
米子の方言丸出し
の落語を聞いてみたかった…。
個人的な付き合いが全くなかったにせよ、
同じ青春、学び舎、
間違いなく…
席を並べ、
言葉を交わしたであろう、
クラス対抗競技の勝利に
肩を叩いて喜び合ったに違いない。
アルバム写真の中…
もう二度と決して出会うことはない
数々の仲間たち…
次々先に逝かれてしまうは
何とも寂しくやり切れない…
目の前のこと、
「今のうち」
「今だからこそ…」
をより一層意識することにしよう。
謹んでご冥福をお祈りしたいと思う。