今や知らない人はいないであろうUNIQLO。

どのようにして海外進出を果たし、世界に名を馳せるグローバルな企業になったのでしょうか。

 

UNIQLOは昭和59年に山口県宇部市でメンズショップOSを経営していた

小郡商事が広島県中区綾町に衣料販売店(ユニーク・クロージング・ウェアハウス)

を開店した事から始まります。これがUNIQLO第一号店なのです。

その年の9月には柳井正がその会社の代表取締役になりました。

ちなみに小郡商事は柳井正の実の兄である政雄さんが経営していました。

 

名前の由来は元々「UNI-CLO」だったのですが

昭和63年に香港に子会社を設立する際、

書類に間違えて「UNI-QLO」と記入してしまい

それがそのまま登録されたのが由来となったそうです。

 

海外進出のきっかけは2000年の冬に発売したフリースが

850万枚という爆発的な売り上げを記録したことにあります。

その年の6月には海外展開を視野に入れた行動としてイギリスに子会社を設立しました。

その翌年にはフリースが前年の売り上げを3倍上回る数字を記録しました。

その事を受けてUNIQLOは同年8月にイギリスに進出しました。

これが海外展開の始まりです。

 

柳井氏は経営論として、日本だけで活動していても意味が無い、

海外で認められる事こそが本物と述べています。

つまり、海外展開を念頭に置いて行動していたのです。

海外で生き残るためには品質とサービスをより強くしていく事も大事という信念の元、努力も重ねてきました。

 

ですがそのあと売り上げが低迷してしまいます。

それまでのやり方は優秀な中国の工場と提携し

そこを生産拠点とする事で低価格で消費者に提供するスタイルでした。

そこで業績改善の為、経営陣を刷新する決断をしました。

若い力を取り入れ積極的な意見を取り入れることにしたのです。

また、これまでの方針も消費者が本当に着たいものを

必要な時必要なだけ提供する方向に変換したのです。

 

こうした努力は身を結び、業績は次第に改善していきました。

 

プロテニスプレイヤーである錦織圭選手と

スポンサー契約を結んだことが功を奏したとも言われています。

実際の試合でも着用し、肌触りが良いので普段も愛用していると

選手自身が発言しています。錦織選手が着用したポロシャツの

レプリカは販売後2週間で完売したそうです。

 

結果としてUNIQLOは海外に「高品質、低価格」が根付き人気になったのです。

 

UNIQLOは品質管理の為、中国やベトナムの提携工場では

日本人の技術者が「匠」として招かれ技術の指導を行っています。

生地の製造から仕上げまで一貫して行うスタイルを採用し低コストで

高品質な商品を作るうえで欠かせない存在となっています。

 

経営者には先見の明が求められるかもしれません。

強みを強調しながら新しい風を取り入れた企業が成功するのでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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