アメリカ、ロサンゼルスは日本人が多く集まっていますから、ここに海外進出する日系企業は多くあります。
たまに、日本とは会社名を替えて海外進出してくると、「この商品、○○のやつに似ているな」と思ったら、やっぱりその会社だったということがあります。
その1つが「AKI-HOME」で、日本「ニトリ」です。
アメリカでかなり店舗数を増やしているAKI-HOMEについてご紹介したいと思います。
1.低価格で日本の商品が買える
元来、日本の商品は輸入商品なのでアメリカではそれなりに高い値段で提供されています。
しかし、AKI-HOMEに関しては、ほぼ日本と変わらない価格で、お茶碗やお箸、さらには寿司桶など、ここは日本かと思わせるようなものまで低価格(安いものは$2から高い物でも$20前後)で売られています。
今まであまりに高くて手が入らなかった日本の商品も気兼ねなく買えてしまうAKI-HOMEは、アメリカ人にとっては最高の日本の家具屋さんです。
もちろん、在米日本人にとっても、日本の商品が必要な時にすぐにそろえられるので役立っています。
2.適度にアメリカ感を出している
このAKI-HOME、ニトリではなく名前を変えているあたりからも、アメリカをやや意識しています。
それはデザインにも出ていて、日本の商品ではありますが、例えば、ベッドやテーブルセットなどは、アメリカを意識した、シンプルすぎないアメリカ人が好きなガラスのテーブルだったり、クラシックテイストなデザインにしている所もアメリカ人の心をくすぐると同時に、それに合った作りになっている家にもぴったり来る家具として人気が高いです。
3.見やすい店内
店内が見やすいというのも、他のアメリカにある家具屋とは異なる点です。
良い意味で小さめサイズ(十分日本では大きいですが)、ワンフロアのお店になっていて、商品も見比べられるような配置になっているというのも、購買意欲を掻き立て、人気がある点です。
今カリフォルニアを中心にAKI-HOMEがかなり店舗を増やしている理由にはこんな秘密があるのです。