シンガポールを中心とした世界戦略

シンガポールでのビジネス経験についてお話をお伺いしました。

 

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東南アジアで最も経済発展している国シンガポール。

国土は東京23区ぐらいしかありませんが、その狭い地域にシンガポール人、

永住者、各国の駐在員やその家族など約560万人がくらしています。
欧米の企業はアジア進出にシンガポールや香港を、

アジアの国はアセアンを統括するだけでなく、

海外進出を見据えてシンガポールに拠点をおく企業が多いです。

特に日本からは想像がつきにくいインドやバングラディッシュなどの

中央アジアやUAEなどの中東の国々の情報も入手しやすくなると思います。

日本よりも地理的に近くなるだけでなく、シンガポール人にはインド系が

約9%いるとされており、インド人街などで生の情報を得る事もできます。
欧米企業も多い事から、街中には多種多様な人種を見る事ができ、

各国の料理、風習、文化が入り混じっているので、シンガポールにいながら

色々なものを体験、吸収、また情報収集できる世界でも類をみない国ではないでしょうか?
私はシンガポールに拠点を構えて、物販をしていましたが、

シンガポールの小売店舗に商品を陳列しているだけで

世界中の人たちに見てもらう機会があり、実際に商売に至った経緯があります。

多くの会社様から問い合わせをいただきましたし、広告という意味でも

シンガポールで販売を伸ばすと、自然と世界中の人達に見てもらう機会が増えるので

海外進出の足掛かりとするにはもってこいの国だと思います。
また面白い事に海外進出しようとシンガポールに来たのですが

日本人の人脈もかなり広がりました。

日本で仕事をしていては決して会えない経営者層や個人で事業を展開されている方

異業種の方や学生まで多くの方と知り合い、情報共有や助け合いながら

事業を展開する事ができました。

当初現地のネットワークのみを広げようとしていましたが、

日本人ネットワークも同時に広げる事ができたため

その両面でビジネスを大きくする事ができる国がシンガポールだと思います。
シンガポールで唯一困った事といえば、シングリッシュといわれる

独特の英語だと思います。実際中国語アクセントのような

独特な英語に慣れるのに時間がかかりました。

語尾に「ラ~」を付けて話をするので、例えば「OKラ~」など

しばらくすると自分も使ってしまっていたりするので

別の国の人と話をするときに少し気を付けるようになりました。

しかしシングリッシュは慣れてしまえば文法を気にせず単語で話ができるので

日本人には入りやすいと思います。
海外進出を検討されている企業や個人経営者ならば、

シンガポールはその第一歩として検討してみる価値はあると思います。

ビザが取りにくい、物価が高いなどの問題がありますが

本当に海外進出、世界でビジネスをする気概があれば

それ以上のものを与えてくれる国だと思います。

 

 

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