「クレッシェンドに生きよう」
日本は少しずつ「緊急事態」が緩和されつつあるようです。
こちらシカゴも徐々にそんな方向に向かっています…。
ですが、個人的にはBC時代のような気持ちで
「これまで通り…」というわけにはいかない気がしています。
何があったとしても、究極的には「自己責任」なので…。
早く、身も心も晴れて…とは思うのですが、
自分のコントロールできない事にアレコレ気をもむよりも、
こんな状況であったとしても、
近い将来ウキウキした何かが未来に待っている….
そこで思い出されるのは、
「7つの習慣」
で有名な コヴィー博士の言葉。
PRESIDENT 2011.0815号 コヴィー博士 vs 稲盛和夫
の対談記事で紹介された一節に下記があります。
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「Live Life in Crescendo」
「クレッシェンドに生きよう」
クレッシェンドというのは、音楽記号で段々と音が大きくなっていくことを表します。人生もクレッシェンドのように、段々と大きくなっていくように生きましょうという訴えです。
それは何を意味するかといえば、今より素晴らしいものが将来に待っている、まだやらなきゃいけないことが将来にたくさん残っているということなのです。過去にこだわるのではなくて、クレッシェンドのような、どんどんボリュームアップしていくような、そんな素晴らしい人生を生きるんだと言うメッセージです。
まだ先に何かあるんだ、もっと先にもっといいことがあるんだという強い気持ちを持つこと。そして、引退するのではなく、貢献し続けること。それが鍵になります。その貢献の対象は、まず第一には家族、その次に社会ということです。この考え方は重要だと思います。
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一般的には、
これまでの習慣や常識を否定され、
経済的にも大ダメージの今…。
「クレッシェンドに生きよう」と言われても、
なかなか素直にそうは思えません。
しかし、それはあくまで「一般的」にはそうであっても、
今からの「自分」は「違うんだ!」という
という姿勢で行けば良いのではないか、
日常の身近なほんの「わずかな一歩でも」
と、私は思います。
今、「行動」と言いました…。
「思う」ではなく「行動」「動く」。
今までの常識や習慣に囚われれがちな頭で
「考える」「思う」では、
結局、「怠惰で怖がり」本能に邪魔されて、
堂々巡りの思考に陥ってしまうからです。
そんな行動をとるよう強制的にしたコロナ[君]…
「コ」「ロ」「ナ」の文字は
「君」という文字
をつくっている、
と教えてもらいました…。
確かにそう…。
「コロナ君」と言うからには、
「敵対関係」ではなく、
むしろ親しみを込めて
「友人関係」にしてしまおう。
よくよく考えてみれば…
ウィルスは、
地球誕生以来、
私たち人類 はもちろん、
あらゆる生物 と「友人関係」「共存共栄」
の関係にあったのかもしれない。
盛和塾機関紙
2009年平成21年11月号で再確認、
わが地球の歴史…。
137億年前 宇宙の誕生
46億年前 地球
40億年前 海の形成、原始的な生命の誕生
4億年前 海で誕生した生命が進化を遂げ陸地に上陸
700万年前 人類の誕生
人類は進化と絶滅を繰り返しつつ発展を遂げた…
猿人、原人、現生人類(ホモサピエンス)
1万年前 農耕牧畜を始めた…
地球の物質やエネルギーの流れを変える、
独自の生活圏を作り始めた。
5,000年前〜2,000年前
エジプト文明 & チグリス・ユーフラテス文明
250年前 イギリスで産業革命、
蒸気機関が発明された…
産業革命により獲得した「駆動力」が今日の物質文明をつくった。
私たちの人生の長さ…
65歳の定年とか100年の寿命というのは、
一体どれだけの長さなのか…?
もしかしたら、
地球やウィルスにとってみれば一瞬の出来事、
人類の現在の「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」
の物質文明、経済システムに警鐘を鳴らしていたとしても
全く不思議ではありませんよね。
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ところで話はガラッと変わりますが…、
上述の
「盛和塾機関紙 2009年平成21年11月号」は、
特集「盛和塾第17回全国大会2009」でした。
懇親会司会は、大阪塾生の「子守康範」氏。
「子守」… 珍しい苗字なのでたまたま覚えていました。
元毎日放送アナウンサーでラジオパーソナリティー。
この子守さん、ひょんなところで
2 、3日前、私の前に再び登場。
この先生とは、
去年の盛和塾の大山合宿でも、
「京都賞」でもご一緒させて頂きました。
AIの時代、動画の時代…
デジタル、YouTube、 Zoom…だぁ!
と繰り返す私に、
去年から少しばかり興味を持って頂いていた…
この先生は、全くのリアルの世界で長年「教室」 ビジネス
を展開してこられた方ですが、
YouTubeもZoomも全く初めての人。
まして、
オンライン技術、マーケティング・テクノロジー…
なんて…と言う感じ…
でも、
古い「門」を閉じ、
新しい「門」を開けて見れば、
素晴らしい世界が待っている。
日本全国に羽ばたいて頂きたい、
ゆくゆくは世界へ!がターゲット。
「教室」x 「デジタル」x 「オンライン」
は如何でしょう…?
去年、私の写真撮影にも少し戸惑い、
まして、動画、Zoom や YouTube なんて…
あれだけ
「顔出しは嫌だ」と言っておられたのに!
この人の変化、成長・成功は私の喜び。
おそらく日本全国津々浦々…
限られた マーケット、
一定の物理空間 でのみ行動されていた
中小零細、個人のすべての方々も言えること。
その人たち全てにエールを送りたい
応援したい…と切に思う。
これまで行き来していた「門」が閉じられた時、
感じるのは「闇」かもしれない。
でも、
その暗いトンネルのように感じる暗闇の中を、
そのトンネルの先にかすかな光を求め、
明るく前向きに生きようとする人には
「ひらめき」(閃き)、
天の人間に対する啓示、
「知恵の蔵」を開くカギ