「母校・米子東、夏の甲子園出場」
春のセンバツの快挙以降、高校同期の友人グループメールで行き交う熱いモノに、今回は鳥取県予選の2回戦から盛り上がっていました。
米子東は県内の優勝候補…とは言え、一発勝負の高校生のトーナメント。センバツ優勝校の東邦ですら愛知の地方大会でまさかの2回戦コールド負けしたものねェ……。
3月の別れ際「夏の甲子園でまた会おう!」と誓い合った(?) 友人たちの笑顔が浮かび…、嬉しい声が聞こえます。
みんなの夢を背負って、この後輩達、とうとうやってくれました!!
シカゴは深夜でしたが、スマホのアプリで手軽にライブ中継。一人気持ちの良いハラハラ・ドキドキ感に酔いしれていました。逆転に次ぐ逆転の連続で最後は「6-5」での接戦を制す。 28年ぶり14回目の夏の甲子園出場。
春夏の連続出場は、甲子園で選抜・準優勝を果たした昭和35年(1960年)春以来59年ぶり。
夏の予選第一回大会からの皆勤校で、
大正、昭和、平成、令和… 4元号での甲子園出場。 米子東はその一番乗り。
はるか昔の現役高校時代、懐かしの校歌をこの環境、こんな形で誇らしく聞けるとは…。歌の作詞は「荒城の月」の作詞者に同じ、土井晩翠。
友人たちの文字が、踊ります。
フレー!フレー!米東!!
今年、2019年夏の高校野球のテーマソング「熱闘甲子園」は
”髭男” (ヒゲダン) の新曲 「宿命」
その中心メンバーの藤原君が 米子東の卒業生だとは…。「ヒゲダン」…初めて聞く名前でしたが、私たちには喜びのボーナス!
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優勝後のお約束「歓喜の輪」、米子東が作らなかったわけ(バーチャル高校野球)
27日 高校野球鳥取大会決勝 米子東6―5鳥取城北) 優勝が決まる。
マウンドに選手が集まって「歓喜の輪」ができる。高校野球でよく見られる光景だ。が、最後の打者をアウトにし、優勝を決めた米子東の選手は?
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「なぜ」に答える福島主将の言葉が紹介されていました。
「普段から相手に敬意を払えるチームでありたいと思っています。」
「相手を敬う姿勢が野球にもつながると思う。」
高校球児、その真剣勝負の世界にあって、彼ら流に染み付いた利他、慈愛の表わし方でしょうか…。
選抜の際に、38歳紙本監督に学んだ言葉がふと浮かびました。
「僕は生徒に『文武は不岐だ』と言っている。文武『両道』じゃなくて文武『不岐』なんだと。要は学校の勉強を頑張ることが野球が強くなることにつながっていて、野球や甲子園で勝つために毎日頑張ることが、みんなの受験に活きるんだということです…。」