昨日(2017.0815) は2女の招待を受けて、彼女の家の近くにある日本料
理店(居酒屋:Yume)へ行ってきました。Authtentic (“本物の” “れっきとした”という意味)日本食レストランとの看板でしたが、シェフもウエートレスも韓国人。寿司も麺類もSpicyなものが多かったです。只、対応は”日本的”でとても丁寧でした。私のWifeはミル貝がとても好きなのですが、ほとんどのレストランでは提供されずいつもガッカリしています。この店では来店時間の24時間前に注文(特注)してもらえれば用意できる、との事でした。ミル貝は英語では”Giant Clam” ともいうらしいですが、ネットで調べると、”Geoduck” とか “Pacific Gaper” と呼ぶみたい…。 が、この韓国人のウェイトレスは”ミルガイ” (Mirugai Nigiri Zushi) で充分通用しました。
次女は小学校の先生をしており、ヘアースタイリストの3女とは全く異なったキャリアを歩んでいます。アメリカでは、教師という職業は10年未満の勤務であれば、日本国籍のまま永住権(グリーンカード)の資格でも良いのですが、それ以上の勤務となるとアメリカの”市民”となる必要があるようです。 (日本の場合はどうなのでしょうねえ?) 本を読むのも好きなので、”正しい”言葉遣い、英語表現、言い回しに付いては私も勉強になります。
思えば、娘たちが子供の頃は、家の中では完全に日本語環境、そして半ば”強制的”に日本語と英語で日記を書くことを課してみんなに嫌がられたものです。 この二人はアメリカ社会にどっぷりつかった今でも、(時々とんちんかんな日本語が飛び出したり、”馬鹿丁寧な”言葉遣いをしてくれて思わず微笑ましい瞬間はありますが)彼らの日本のおじさん・おばさん、いとこ、友人・知人の皆さんとも全く問題なくお付き合いができ、より親しく絆が保てるのは本当に良かった、何より正解だったなと自分で納得しています。
「過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今」という素敵な言葉があります。子ども達が、自分のこれから突き進んでいきたい事、やりたい事を通して、ごく自然に、日本人・アメリカ人のそれぞれの身近な”素晴らしさ”を再発見し、その橋渡しの一翼を担えるような人財に成長していってくれたら…。日本からアメリカに”強制連行’した私としてもこの上ない幸せなのですが…。