日本の頑張っている企業を紹介します。
岡山県岡山市に本社を置く船舶用推進機器メーカー「ナカシマプロペラ株式会社」さんは日本で船舶用プロペラのトップシェアを誇っている企業です。?
小さなものは直径20センチから、大きなものではなんと12mのプロペラまで製造する事ができます。?その様な大きなプロペラを作る事ができるのは世界的にみてもナカシマプロペラだけであり、海外進出も果たしていますが、世界でも船舶用プロペラトップシェアの会社であると断言できます。??元々は漁船用のプロペラを製造していたという事ですが、現在では漁船用プロペラはもちろん、?競艇用のボートやレジャー施設で使われるようなボート、自衛隊向けの潜水艦用プロペラまでも製造する事ができます。??プロペラの出来を左右する磨きの工程では、機械ではなく手作業でプロペラの凹みやゆがみなどを職人さんが丁寧にチェックして磨き上げて行きます。?機械での仕上げを行えば時間短縮、経費の削減にもなるかと思いますが職人さんの目と手で完璧に磨き上げることで製品の仕上がりは全く違ったものになります。?プロペラが回転した時に余計な泡が発生しなくなることから耐久性も高まるので、長く1つのプロペラを使って頂く事が出来ます。
??ナカシマプロペラのプロペラは「一品受注生産」である為に模型などを使って製造するわけではありません。?高度な職人のスキルと最先端のデジタルテクノロジーの融合で完璧な製品を日々作り上げています。?デジタル技術がどんなに進んでも、製品を生産する上で職人のスキルは必要不可欠なものであり、?ナカシマプロペラの宝の1つはそういった職人そのものであるといえます。
私はドラマ「下町ロケット」が大好きです。好視聴率・好評価でしたのでご存知の方も多いでしょう、下町ロケットとはその名の通り下町の無名な製造会社がその技術と情熱を持って世界に誇る日本のロケットビジネス、しいては最先端の医療ビジネスに挑んでいくという物語です。元々大手の重機製造業者に勤めていたロケット部品の技術者が実家を継いで再建をはかるのですが、最初は「とことん技術を突き詰める」「最先端ロボットにだけ頼るのではなく人の手..職人の技術を守る」という姿勢から経営が圧迫され現場とも衝突が絶えません。ですが、元々技術者としては一流であった社長のそのこだわりと、最後は情熱が大手や大きなビジネスを吸い寄せて、夢を叶えて世界と勝負をしていくという何とも夢があり壮大であり、でも人情味溢れ共感・応援せずにはいられないその世界観に引込まれる..そんな作品です。
ナカシマプロペラさんの企業理念などを拝見していると、ふと下町ロケットを思い出してしまいました。通ずる世界観がありそうです。
・??ナカシマプロペラ株式会社:http://www.nakashima.co.jp/index.html
・画像等ネットからお借りしております
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