日本のパン技術がドバイへ進出

ちょっとした面白いネタです。

アラブ首長国連邦ドバイでは、日本式のパン屋さんが大ヒットしています。 その名は「ヤマノテ・アトリエ」。 ヨーロッパ式のベーカリーが大多数を占めるドバイにおいて、初めて登場した日本風のパン屋さんです。

特徴は、トトロやキティちゃんといった日本発のキャラクターを模した、かわいらしい形。 あんこや抹茶といった、日本の味。
そして、トレーとトングを持って、すきなパンを自分で選ぶというスタイル。 テイクアウトとイートインがあり、コーヒーなどドリンクを注文し、その場で食べることもできます。

アラブ人の多く住むの高級住宅地からほど近い、Al Waslというエリアの一号店を皮切りに、 世界最大のショッピングモールである「ドバイ・モール」店、 金融街である「Dubai International Financial Centre」店と、 店舗数を順調に増やしています。 しかもオーナーはドバイの王族です。ドバイは「アラブ首長国連邦」、通称「UAE」と呼ばれる国に所属する、ひとつの「首長国」です。 UAEは、7つの首長国の集まりであり、その中では、ドバイ首長国の他、アブダビ首長国も有名かと思います。 それぞれの首長国に、シェイクと呼ばれる「首長」つまり王様と、その家族、つまり王族がいます。 そんなドバイの王族で、日本のことが大好きになられたあるご夫妻が、日本式のパン屋さんを経営されている。 それが「ヤマノテ・アトリエ」なのです。

運営には日本企業をパートナーに持っており、パン職人はわざわざ日本から何名も呼び寄せています。 素材ももちろん日本から取り寄せたもので、王族であるオーナー自らが仕入れのOK、NGを出しているのだとか。 こうしてアラブ人と日本人のお互いの熱意が、ドバイでヒットする日本式パン屋さんを生み出したのです。

現在お店に行くと、祖国の味を懐かしむ日本人のお客様はもちろんのこと、 パンとコーヒーを囲んでガールズトークに花を咲かせるムスリム女子や、 「ここからここまで全部ちょうだい」という勢いで買い占め、車までスタッフに運ばせるアラビアン・セレブの姿も見られます。 今後は、フランチャイズ展開を計画されていて、加盟店を募集しているとのことです。 筆者個人的には、きっとアラブ首長国連邦のみならず、カタールやクウェートにも拡大できる実力のあるお店だと思っています。 果たしてどこまでヒットをとばしてくれるのか?展開が気になりますね。

 

 

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