伝統を守りながらも国内ターゲットのみならず、海外利用者も増やした事で売上を倍増させている元気な企業をご紹介します。
は日本最大の筆の産地、広島県熊野町に本社を構える白鳳堂の熊野筆(メイクブラシ)。
白鳳堂・・熊野筆・・と言えば、都内の有名百貨店にも出店し、メイク好きの女性なら誰もが知るところとなった有名な高級化粧筆です。世界中の有名メーキャップアーティストが愛用しその品質は世界各国から絶大な信頼を寄せられています。
この熊野筆、1本数千円から高いものは1本2万円近くするので以前はプロの使用が中心でした。
ここ10年ほどでメークに対する価値観や日本人のライフスタイルの変化もあり、OLや学生、主婦といった一般女性の心もつかんだ結果、市場規模は約100倍に成長したといいます。
特徴としてとても肌あたりが柔らかいことが上げられます。
メイクブラシは、女性にとって毎日使うものですので、肌あたりの良し悪しはとても大切です。
なぜ肌あたりがいいかと言うと、この熊野筆は動物の毛をカットせずにそのまま使っているからです。
通常メイクブラシは、ブラシを束ねてから毛先をカットするのですが、この熊野筆は毛先を揃えて毛先を合わせてから作る工程となっておりますので、動物のそのままの毛の柔らかさを、感じることが出来るのです。
日本で作られている伝統ある熊野筆ですが、筆の作りは日本人向けだけでなく海外の方向けにも商品が作られています。
種類が多く、目の大きな海外の方でも安心して使うことが出来るよう計算されていて、そこも海外でウケるポイントの一つとなっています。
そして約10年前から始めたインターネットでの通信販売で海外比率は更に高まり、売上を伸ばしているそうです。
以前にも増して熊野筆は認知されてきたこともあり、国内外向けに自社製品の製造・販売を強化し、主力とするOEM(相手先ブランド生産)以外の売り上げが、全体の40%を占めるまでに拡大しているそうです。
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私たちの支援の形はいわゆるコンサルティング型ではなく、パートナーシップという考えのもと共に事業を推進する立場で支援をさせていただきます。
(プロフィットシェアという考え方)
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