「現在、有名な動画投稿サイトなどで日本の家庭料理を作ってそのレシピや調理方法を実際に行っている様子を撮影した動画が大変な人気となっています。

その日本の家庭料理を作って紹介している方は勿論日本人の方で、彼等は日本で日常的に食べられている「気取らないいつも通りの家庭料理」を調理している様子を撮影して動画をアップしているだけなのですが、その動画が外国人から大変高評価を得ているのです。

動画投稿サイトの日本の家庭料理を投稿した方のページのコメント欄を見ると世界各国からの日本の家庭料理を絶賛するコメントで溢れています。

それらの外国人のコメントの中にはただ日本の家庭料理を褒めるコメントだけではなく、「この日本の家庭料理はどの様なお店に行けば材料を購入出来るのか」といった質問や「私の国には無い材料なのでそれに代わる食材や調味料があれば教えて欲しい」といった質問が多く寄せられています。

これらの「日本の家庭料理の作り方まで尋ねてくる」というコメントが日本の家庭料理の動画に対して寄せられているという事実はいかに外国人の方が日本の家庭料理に強い関心と好奇心、そして好感を抱いてくれているかの証左にもなります。

日本政府は現在、正式な日本料理を提供している海外の日本食の店に対して「日本政府公認の日本食の店」である事を証明するステッカーを発行する機構を発足させて現在も機構は活動を続けています。

こういった「正式な日本料理を提供する店を認定する制度」を日本の家庭料理においても同種類のシステムを導入するのも日本の家庭料理を世界に広めるのに役立つ一つの方法であると私は考えます。

具体的には主に外国のテレビ番組などで「日本政府公認の日本の家庭料理を作る調理人」を出演させて日本の家庭料理を広めてゆくなどの方法も面白いかと思います。

世界各国には特に移民の多い地域、ブラジルなどでは日系の方が日本料理を作る様子をその国のテレビ番組で紹介してますが、彼等の料理は時に日本人からすると非常に奇異なおかしな日本料理を作っているケースが見受けられるからです。

日本政府が「日本政府公認の日本の家庭料理を作る調理人」の制度を設ける事は、こういったおかしな日本料理が広まる事を防ぐ意味もあります。

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