日本の誇れる文化として、落語というものがあります。

海外での認知も高まってきており、適切な翻訳を通じて落語を愉しむ外国人も徐々にではありますが増えてきました。

世界的に見れば日本人は寡黙な性格と思われている部分もありますが、一方で笑いに対するセンスは高く、いっこく堂さんやイッセー尾形さんなど世界的に活躍する芸人も増えています。

ユーモアのセンスは非常に繊細かつ大胆な要素が求められます。日本人は俗にいう「空気を読む」能力が高く、これが独自の世界観を生み出せる芸人を多く輩出できる理由なのかもしれません。
テレビメディアはインターネットに押されている感もありますが、決してお笑いそのもののクオリティが下がっているわけではないでしょう。

動画サイトなどを通じてバラエティ番組が海外で記録的な再生数を誇っていたり、意外な場所で評価されている事実もあります。
例えば名作番組の「風雲たけし城」はアメリカなどでも評価が高く、海外100ヶ国以上で放映されています。

違法動画でなくきちんとした管理のもとに海外で評価されることが重要で、コンテンツとして日本独自のオリジナリティを感じさせる番組をもっと輸出すべきではないでしょうか。

視聴者の分母を増やすことで、今までになかったタイプの視聴者層からの評価が得られる可能性もあるでしょう。

日本の笑いは世界に向けて発信していくべき価値があると思います。

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