海外進出成功事例として、沖縄県豊見城市にあるキャラクターコンテンツ事業会社の

「株式会社マブイストーン」をご紹介します。

 

マブイストーンは2012年創業、沖縄県の南部豊見城市で創業された従業員5名に及ぶキャラクターコンテンツ事業会社さんです。

設立からわずか6年ほどと歴史は浅いものの、代表取締役会長の古谷野 裕一氏は海外進出を決断しました。

 

マブイストーンは2012年の設立以来、沖縄発ご当地ヒーローの「琉神マブヤー」を、 各国の風土・文化に対応したヒーローとして改訂していき、現地企業と共同でTV放映や関連ビジネス(グッズ・DVDの販売)に繋げる仕事などを手がけて来ました。もともと、沖縄では圧倒的な人気を誇るご当地ヒーローだった琉神マブヤーを県外へ広げることがマブイストーンの大きな仕事であると言えます。そのような活動を行うマブイストーンが海外進出を決断したのが、今から9年前の2009年でした。当時はまだ現在の事業形態をとっておらず、主に県内での活動が中心だった琉神マブヤーを、アジア最大のフィルム見本市上海フィルマートに初出展させたのがきっかけでした。

 

このアジア最大のフィルム見本市への出展も今となっては大きな知名度を持ち人気を誇る琉神マブヤーであっても、当初は知名度もなく苦労があったそうです。しかし、そのような挫折にめげず、2009年の初出展以降、継続してこの見本市に出展することで徐々に知名度を高めつつ、一つのメディアコンテンツとしての足掛かりを構築していくことに成功しました。マブイストーンの方々は、この現地での交渉や契約を単独で行ったため、スキームが出来上がるまでは非常に苦労したものの、国際弁護士を始めとする専門家の方々の協力もあったおかげで、自社のみでの海外進出を成功でき、自信と手応えを感じたとおっしゃっています。そういった背景も味方につけながら同社が行った様々な地道な努力の結果、たった5人の従業員数でありながら、マブイストーンは徐々に知名度と販売数を伸ばしていきます。

 

平成24年からは中国の他にも、マレーシアへも販路開拓を実施し、ターゲットをマレーシアと決めて海外進出事業を展開していきました。この際、同社が活用したのが中小機構F/S事業でした。これを活用し行った現地調査により、市場の有益性や現地パートナーを確認するとともに、現地向けにカスタマイズしたストーリーを作製することができました。こうして、平成28年から、マレーシアスタッフ、キャストによる「琉神ジュワラー」放映開始し、関連商品を現地販売するとともに、周辺諸国へのビジネスモデルを幅広く展開させて行きました。

 

同社はさらなる販路開拓を目指し、中小機構F/S事業などの支援施策を活用することで、生産や知名度を拡大し、海外からの大量注文にも対応できる拠点作りを目指していき、今後も沖縄県のメディアコンテンツ界を盛り上げると高い目標を掲げて現在も邁進されているようです。

 

(参考/引用元)

・中小企業庁:

https://www.mirasapo.jp/features/policy/vol39/file/kaigaitenkai_34.pdf

・マブイストーンHP:http://mabuyer.com/company/

 

 

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