海外進出を果たしているビールなんていくらでもありますし、

日本のビール会社もいくつも海外進出を果たしていますよね。

ですが、SAPPOROは今までにない海外進出を北中南米で果たしているので

それについてご紹介しましょう。

 

 

1.サッポロはアメリカへ海外進出していない!?

いえいえ、アメリカでもサッポロビールは海外進出を果たしています。

ところが、アサヒやキリンと異なり、サッポロに関しては、アメリカでの工場を持っていないのです。

では、日本から直輸入かというと、そうではなく、これがカナダからの輸入となり、

カナダやアメリカだけでなく、中南米諸国でも手に入ります。

 

 

2.価格にプレミアが!?

カナダで作ってもアメリカで作っても、基本的にそんなにアルコールに関しては

値段は異ならないのですが(そもそものお金の価値もカナダとアメリカは等しいように扱われてきたため)

サッポロビールに関しては、特別枠です。

ところが、アメリカでは、色々な国のビールを輸入していますし、

アメリカ各地でクラフトビールも作られていて、日本での定番ビールも

アメリカの日系企業の工場で作られているので、サッポロビール以外は比較的に

リーズナブルに世界のビールを味わえます。
サッポロビールもリーズナブルではありますが、アサヒやキリンとは値段は異なります。

 

 
3.プレミア化したサッポロビール

日本のビールを扱っているレストランであれば、ほとんどがサッポロビールを提供します。

他のビールの場合、瓶などでの提供ですが、生絞りの場合は、サッポロビールがほとんどで

そのため、サッポロビールがおいしいと認識されている上に、決まったお店でしか

飲めないというビールだからこそ、海外進出で成功しています。

 

 
4.意外とない味

サッポロビールの味が、他のビールにはない、少なくともアメリカではないような

味が味わえるということ、その上、アメリカ人が好むライトだけどもコクがあるという

味を貫いたからこそ、アメリカで人気が出ています。
この味の人気は、アメリカだけでなく、メキシコでも、値段は高くなりますが

それなりのビールの味が味わえる(そもそも、メキシコには日本基準のビールはなく

日本基準の発泡酒しかないのです)ということで、高いお金を払っても

これを求める方がいます。たかがビールと思われるかもしれませんが

アルコール系は国内でも、そして海外でもライセンスをとるのが難しいです。

そんな中でもサッポロビールは日本の地位を北中米で作り上げてくれました。

 

 

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