カンボジアのプノンペンと聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
まだインフラの整備されていないのどかな村でしょうか?
それともまだ地雷の埋まっているような危険地帯でしょうか?
そういう意見をよく聞きます。

しかし、実際はそうではありません。
道路の整備が進み、中心部にはAEON MALLが立ち、プリウスやベンツが道を走り回る。
プノンペンはそんな、りっぱな都市です。
移住してくる日本人も増えたせいか、最近では多くの日本企業が海外進出してくるという話もよく聞きます。
現在、カンボジアへの海外進出を考えておられる方も大勢いらっしゃることでしょう。

しかし、気をつけなければならないことがあります。
海外進出後にビジネスを軌道に乗せることはもちろん、大変ですし、慎重にならなければなりません。
しかしそれ以前に。
カンボジアではビジネスを「始めるために」様々な苦労をしなければなりません。

わたしの実体験をお話しします。
端的に言いますと、プノンペンは様々な面で発展途上です。
最初に生活水準という意味では発展をしているということをお伝えしました。
しかし、法律関係、警察関係、役所や労働省との連携という意味ではまだまだ日本水準を大きく下回っています。
結果、仕事を始めるまでが一苦労なのです。

箇条書きにしていきますと……

・役場の職員がデモに参加するため、役場がしばらく休みになって会社設立に必要な書類がしばらく申請できなかった。
・いくつかの書類を用意するために職員に賄賂を払う必要があった。
・省庁で会社の正式な書類を作ってもらったところ、ページの半分以上で入力ミスがあった。
・書類のミスを指摘して書き直すよう要求すると、逆ギレされてここでも賄賂を要求された。
・労働省や税務省職員の間で基準が統一がされておらず、申請に行くたびに違う指示を与えられた。

このような感じです。
勘違いしていただきたくないのですが、これはほんの一部で、実際はこの5倍ほどのトラブルが3ヶ月ほどの間に起きました。
それ以外にも職員の英語が下手でカンボジア語でないと対応してくれなかったり、個人情報を漏らされたりと、トラブルは絶えません。

対策はといえば、各省や役場に顔の利く現地の代行業者にお願いするのがベストです。
自力でやろうと思えば、いくら時間とお金があっても足りません。

海外進出を考えておられる方は、是非、出発前に現地の代行業者と密に協力することをおすすめします。
海外進出を考える前に是非参考にしてみてください。

 

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