パーソナルトレーナーをつけて自分に合った体つくりができるジムとして
日本では話題のライザップ。
これはアメリカにも海外進出を果たしました。
しかし、残念ながら、ライザップはこの海外進出が失敗に終わったのです。
その理由とは何でしょうか。
【アメリカ進出・敗退の理由1】アメリカはパーソナルトレーナー大国
アメリカのスポーツジムは日本よりはるかに盛んです。
市場規模は日本の7倍ともいわれ、3兆円ものビッグマーケットです。
日本の場合、日にちや利用時間によって月額使用料も異なりますが、
アメリカの場合は24時間フルで利用時間も日にちも気にせず使える所が大半です。
その上専門の資格を得たパーソナルトレーナーが各ジムに用意されていて、
専用のメニューが組まれており、それを普通のスポーツジムの費用感で
利用できてしまうため、わざわざ割高なライザップを利用する必要がなかったのです。
【アメリカ進出・敗退の理由2】日本独自の良さを持ち込めなかった
ライザップの海外進出の1番の欠点ともいえるのが、
日本独自の良さを持ち込めなかったことでしょう。
そもそも、アメリカはスポーツジム大国であり、大手から個人まで多くのジムがあります。
ですがどのジムも、常にキャンペーンやイベントを開催したり
近所の飲食店と提携して、どちらにもお客が集まるような手法をとっています。
しかし、ライザップはそんな場所に、日本独自のやり方だったり
良さを持ち込めなかったので、あまり集客ができなかったのです。
【アメリカ進出・敗退の理由3】出した場所が間違っていた?
ロサンゼルスという、世界で1番日本人が多い場所進出したライザップは
場所選びも誤りました。
アメリカ本土でも人種がミックスしているカリフォルニア州で、
1番日本人がいるロサンゼルスを拠点にしたライザップですが
大体各民族は固まって住んでいて、その地域には
その民族の言語ができるバイリンガルがいます。
ですので、何もライザップを雇わずとも
現地価格で、本格的なパーソナルトレーナーを雇うことができるのです。
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