ベトナムへ海外進出!お米の輸出にチャレンジ

 

日本からベトナムへお米の輸入をすべく奮闘されている方のタイムリーな体験談です。

 

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私は、今、実家が経営している会社から、日本のお米の良さをしてもらいたいと思い、

ベトナムや台湾といった日本に比較的親日的であり、

農耕社会で成り立ってきた国々をターゲットとして輸出して事業拡大を図るとともに、

日本のお米の良さを知ってもらうために実家の会社の資金を投入して、商売をしています。

その時のお話を述べさせていただきます。

 

今、目をつけていた国はベトナムです。

ベトナムはお米の料理が非常に多く、日本と同じく白米で食べるものから、

チャーハンのように炒めて食べるものまで国民の間で幅広くお米の文化が根付いていました。

そのような光景を見て、私はこれは売れるかもしれない、と当時現地の調査をしました。

海外進出をして営業利益の拡大を図りたい私としては当時としては、

一地方都市の企業に過ぎない我が社がうまく取引できるだろうかという不安を感じつつも、

あらかじめ日本語とベトナム語が話せる人を通訳として雇い交渉に入りました。

 

取引先として候補に挙がったのは我が社と同じく、

お米を集中的に扱っている現地のお米会社の一つでした。

規模としては我が社と同等か少し大きいくらいでした。

もともとアポイントメントを取って行ったために歓迎されましたが、

ビジネスとして成立させるためにはかなりの難題が立ちふさがりました。

 

1つわかりやすい事例がお米の味です。

ベトナムでは、お米はインディカ米が主流であり

ほとんどの民衆の間で食されているお米はこれであり、

日本のジャポニカ米とは質が根本に違います。

そのために、たとえ(ベトナム側の)我が社で扱ったとしても

売れるかどうかは厳しい、という意見をもらいました。

 

そこであきらめてしまってはそれで終了してしまうので、

私は長期的な視野に立って、まず100袋程度納品するので、

あなたのお店の販売スペースを借りられるか?

売れたら、もちろんあなたに場所代を払うし、

売り上げの一部をロイヤリティの形で支払うという交渉を持ちかけました。

 

すると、以外にもそれは受け入れてもらいました。

日本人はチャレンジするのが好きだね、

という内容のことをベトナムの社長さんは言ったそうです。

 

そろそろ、今年の4月ごろからの結果が出ることです。

この結果次第で、海外進出を本格化できるかどうかが決まるため楽しみな半面、不安でもあります。

 

 

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