“日本を元気にしたい!” それは日本国民すべてが思っていることであると思います。とにかく日本が元気になってもらわないと、給料も上がりませんし、毎日が楽しくないです。バブル景気のようなバカ騒ぎでも良いので、とりあえず元気になってもらいたいと思います。
元気になるためには、お祭りが一番です。そういう意味では、今度のオリンピックの誘致成功は本当に良いきっかけになると思います。日本の国力を世界に発信するためにも、まず日本に足を運んでもらうのが一番です。
これまで日本はアメリカに次ぐ世界第二の経済大国でした。その国力を支えたのは、世界を圧倒する技術力でした。 その時に比べると、現在の日本は経済力に陰りが見えているとは言え、いまだ世界をリードする存在には違いありません。
その現在の日本が世界に発信しているのは、技術力もさることながら、サブカルチャーという新たな文化です。 マンガやアニメ、それにまつわるコスプレなど、どちらかというこれまでの日本を支えてきた年配の方が眉をひそめるような分野のものを発信しています。 ただ、それが確かに世界に受け入れられているということは認めなければなりません。それと共に、そういった新しい文化を生み出しているのは若者であり、その若者自身はそれを自覚し、自信に変えなければなりません。 どちらかというと、そういった文化はオタク文化と呼ばれ、これまで特定の集団だけの楽しみのように位置づけられてきましたが、それらが現在、世界に発信され高い評価を受けていることに自信をもって、もっと様々なものを新たに発信していくことが望まれています。
これまでの日本を支えてきた先人たちには、そういった新しい目を摘み取ることなく、温かい目で見守り、時には手を差し伸べることが求められていると思います。 そして若者たちは、自分が楽しいと思っていることが、いつどのような形でビジネスに発展し、世界に発信されるかもしれないという可能性を常に持っていることが大切だと思います。
自分の楽しみが世界中の人々と共有できるかもしれないという考えは、その人の毎日を明るくし、日本を元気にしてくれるものと思います。