なぜ日本企業は海外進出が下手なのか。失敗の本質を探る。

 

 

 

 

 

 

 

以下の興味深い記事をご紹介させてください。



・東洋経済:なぜ日本企業は、海外進出が”下手”なのか?野村証券も第一三共も…積み上がり続ける失敗例

(2014年07月07日)

http://toyokeizai.net/articles/-/41560



・ダイヤモンド社:海外進出に失敗する企業、5つの共通点

(2015年8月6日)

http://diamond.jp/articles/-/76217



東洋経済の記事では、かつて世界を席巻した日本の携帯メーカーやリーマンブラザーズを買収した野村證券、中国でのトヨタやホンダなど国内の業界トップレイヤーの実例から、国内では成功を収める大企業がなぜ海外では結果を導けないのか、その失敗の要因を考察しています。



ダイヤモンド社の記事では、海外進出を果たすも実情はその4割が撤退という結論に至る…その背景から見える失敗の要因について言及。



これらの記事から、今後海外進出する上で失敗を避けるヒントが読み取れるのでいくつかピックアップしてご紹介いたします。



▼ 海外進出の失敗要因(例)



・自分たちのこれまでのやり方、既成概念を正解と信じ込んでおり慣例の違いを理解できていない



・自社ブランドへの過信=現地マーケットニーズとのズレや認識不足。または進出する国や地域などマーケットの見誤り



・人材や機械などのアセット、品質管理のノウハウなど現地調達が必要なリソースへの理解、知識不足



・国内における海外マーケットの知見、ノウハウを持つ人材不足



・大手特有の意思決定タームの長さ、それによるタイミングロス



・競合(すなわち同業)の徹底排除によるパワー不足





以上はそれぞれがほんの一例に過ぎないと思います。実際に失敗する理由は企業によって様々な複雑な要因が絡み合っての結果であり、一言で要因を挙げるのは恐らく難しいことでしょう。



ただし、これら失敗要因を俯瞰して見てみることで、何をすべきか?は見えてくる気がします。大切なのは、自社製品の冷静な分析と海外マーケットへの理解、正しい情報収集、信頼できる現地(または現地に知見の深い)パートナーの存在、海外価値観の許容、既成概念への発想転換等々…。



やるべきことが多いようですが、これらは全ての物事の本質であると思えます。

己を知り、相手を知る。その土地を理解する。それなくしては戦略も戦術も空回りは避けられないということでしょう。

 

 

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