町で唯一残った笹かま企業…「高政」

震災後にだいぶ有名にはなりましたが、この「高政」という笹かまぼこ企業を紹介します。

高政は女川町の津波の被害を奇跡的に免れ、町のいくつかあったかまぼこ企業の中で唯一残りました。震災直後には、残った機械を稼働させ暖かいかまぼこを地元住民に配ったり、同業者へ工場の一部を貸し出したり、その他にも語り尽くせないほど人道的に素晴らしい企業です。

企業の人徳もさながら商品開発力や事業力も優れており、海外にも工場をいくつか持っています。

海外からのトレードオフ商品を輸入する取り組みも行われています。
女川町にある工場では自由に工場見学ができたり、業界初のオール電化でダストを大幅にカットする設計など、先進的な姿勢です。

現在は風評被害と正面から向き合い、放射能測定の情報も細かに開示し、さらに外部からの持込みによる無料測定も実施しています。

地元からの信頼が厚く、商品のクオリティも高い。女川町を引っぱり続ける企業、それが高政です。

工場そば売店ではかまぼこ焼き体験もできますので、一度女川まで足を運んでみませんか?
女川町は人が素晴らしく、また何を食べてもおいしいところですので、おすすめです。

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