バングラデシュにてジョロキア栽培と商品の製造に挑戦されている日本人の方がいるのをご存知でしょうか?お名前は竹内さんといいます。単身でバングラディッシュに渡り、奮闘しながらも「世界一辛い唐辛子」の加工を行っています。
竹内さんは18歳の時に海外へ渡り8年間バックパッカーとして世界を放浪したのち、バングラディッシュに唐辛子加工工場を設立したそうです。扱うのは2007年にギネスに世界一辛いと認定された唐辛子・ジョロキアです。ジョロキアはタバスコの200倍、それまでギネスで1番だったハバネロの2倍の辛さだそうです。
竹内さんがジョロキアの加工に成功するまで、本国バングラディッシュでは栽培に成功した方はいなかったそうです。湿度の高いバングラディッシュでは粉末化する過程での乾燥が上手くできない・・という事が一番の要因だったそうです。ですが、竹内さんはジョロキアを初めて知った時、この世界一の辛さは日本で売れると確信し、調査と研究を重ねた結果、誰も成功しえなかった加工に初めて成功させました。現在は日本の大手企業などへ販売をしています。
ジョロキアを栽培する農家や工場の従業員は全てバングラデシュの地元で採用していると言います。 現地のメディアにも幾度も出演されており、バングラデシュでは現地人を雇う事業者として有名です。また従業員達は、誰も成し得なかった加工を実現させた仕事をしているのだと誇りを持って従事しているそうです。
ジョロキアの加工はとても危険が伴うそうです。唐辛子の加工が危険?と思いましたが、乾燥したジョロキアを粉砕する際に、粉末が飛び散り肌に触れるだけで物凄い激痛となるそうです。一度肌についた粉末はなかなか取れないそうで激痛と戦いながらの作業になることもあるそうです・・。それにより従業員の家族や近隣住民から猛抗議を受けた事も何度もあるそうです。また数年前には災害により工場が崩壊してしまったこともあったそうです。竹内さんはこれらの困難にも一つ一つ向き合い、決して諦める事なく今でも経営を続けられているそうです。
公式サイト りょう君のジョロキア
http://www.7seastr.com
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