マルちゃんラーメンがメキシコでウケた訳

海外で生活していると、日本人ならどうしても食べたくなるメニューのひとつが、ラーメンではないでしょうか。

 

メキシコ在住のビジネスマンの方に聞いた話では、メキシコのコンビニエンスストアやスーパーマーケットには、必ずカップラーメンの「マルちゃん」が売られているそうです。

大都市でも地方都市でも、大型スーパーでも大手チェーン店でも、おばあちゃんの経営する小さなグロサリーストアでもどこでもマルちゃんを見かけることができるそうです!

 

しかもメキシコ人の方々はマルちゃんが日本のものだとは知らないそうです。それほどまでに、マルちゃんはメキシコ人の生活に浸透しているそうです。

 

味の展開はメキシコ仕様で、チキン味、スパイシーエビ味、レモン・チリ味など。大手コンビニエンスストアで購入した場合には、フォークをつけてくれ、お店でお湯を入れてもらうこともできます。

 

これほどマルちゃんのカップラーメンが浸透している一方で、袋麺を見かけることは殆どないそうです。そして、カップラーメンという形こそが、マルちゃんの海外販路拡大のカギだというのです。

 

熱いヌードルを丼で食べる、という習慣は、実はアジア限定のもので他の地域ではスープを食べる習慣があっても、丼ではなく、深皿を使用するそうです。つまり、丼というもの自体がないそうです。

外国でラーメンを普及させるには「器ごと売る」ことが必要だったのです。

 

マルちゃんは、味のローカライズのみならず、メキシコの一般家庭の台所にあるツールまで見極めた戦略をとったからこそ、メキシコ人に「日本のものだとは知らなかった」と言わしめるほどの普及、販路拡大ができたのでしょうね。

 

 

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