越前岬や陶芸の街として知られる福井県越前に、世界でも注目されている木製工芸品を製造、販売している企業があるのはご存知でしょうか?

 

木の温かみを活かしながらオシャレでハイセンスな製品ばかりにファンも多い商品です。私も初めてお店で目にした時、なんとなく惹かれて手に取った覚えがあります。

現在では福井の工房、横浜の赤レンガ倉庫、KITTE丸の内、東急プラザ銀座などの店舗で販売しているほか、インターネットでの販売にも対応しておられます。

 

 

<どんな製品を作っている?>

主な商品ラインナップを上げていくと、腕時計、マネークリップ、キーホルダー、腕時計スタンド、ストラップなどのアクセサリー商品。ホチキス、パスケース、名刺入れ、ペンスタンド、マグネット、クリップボードなどのステーショナリー。キーボード、マウス、USBメモリ、iPadスタンド、スマホケースなどのデジタル品。といった、人々の生活に欠かせない様々な物を作っています。キッチン用品なども作っています。

http://www.hacoa.com/contents/products/index.html

 

<製品の生まれ育ちを感じられるこだわり>

インタビューでHacoaディレクターである青山氏がこのように語られております。

「製品を手に取った人がその木製品の生まれ育ちを感じられるような取り組みを行っています。

 

具体的には、Hacoaが発行するフリーペーパー(店舗やインターネットショッピングで入手可能)、Hacoaホームページなどで、木から製品になるまでの細かい工程を公開することで擬似的なユーザー体験を提供しています。

 

また、Hacoaショップなどでのワークショップで実際に木製品を作ることができ、持って帰れます。木製品の木から完成までを見ることができたり、実際に作ることができるというユーザー体験は、その製品に対する愛着を膨らませます。」

 

青山氏は「商品の持つ隠れた物語を”見える化”すること。お客様により商品への愛着を膨らませてもらえる一つのきっかけになると信じています。(ものづくりで今日を描く Hacoair インタビュー記事にて)」とも語っておられます。

 

<越前を飛び出して世界の舞台へ>

 

そんなHacoaですが、海外からもじわじわと人気を伸ばしているそう。

Hacoa代表の市橋氏は、日に日に海外からの需要が高まっている事を意識し始めているそうです。

FacebookやTwitterでのプロモーション戦略やユーザーレビューなどで海外の方からの需要や問い合わせが増えているそうです。

 

こだわりの製品が海外の人からも認められて、日本の人と同じように長く使ってもらえるようになり、自分だけのこだわりや愛着をもって生活を共にしてもらえることが、日本と海外の人をつなぐ文化になる日もそう遠くはないようですね。

 

Hacoa代表の市橋氏は「近い将来は、インターネットだけでなく、海外に拠点を設けて、日本の新しい伝統工芸の形を伝えたいですね。Hacoaは漆器の産地に育てられた、産地に息づくブランドです。産地だからこそできるものづくりを発信できると考えています。(同インタビュー記事にて)」

 

 大量生産大量消費の時代は終わり、今はいかに付加価値をつけられるかの時代へ。言い換えればいかに持ち主が「オンリーワン」を感じて製品と共にいられるかが価値を感じられる時代へ。

Hacoaブランドの製品が世界中のSNSで見られる日はそう遠く無いと思います。

 

<理想と現実を繰り返していくことが夢への道>

Hacoa代表の市橋氏は「”理想を掲げる”というのは、仕事を行う上で最も大切な作業だと思います。また、理想は”頑張れば叶うかもしれない”という内容であることがポイント。(同インタビュー記事にて)」

 

一つひとつ目標と達成を重ねて繰り返していくことがHacoaブランドの形成と世界へ繋がる事だとしています。

その製品を使う人が長く使いたいと思うものこそがブランドの形成につながります。日本のものづくりを支えるこれからのHacoaには注目ですね。

 

▼HacocaさんHP

http://www.hacoa.com/

 

 

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