世界の夜光塗料を変えた、日本の技術と底力

 日本には世界に誇れる技術がたくさんありますが、あまり知られていない分野の一つに「塗料」もあるのをご存知でしょうか?

 

「塗料」に関して実は日本は世界で群を抜くほどの高い技術を持っています。とくに、夜光技術には優れております。例えば時計などに使われる、暗闇の中で光が当たらなくても数字が光続ける..あれも夜行塗料が使われています。

 

 夜行時計は元々アメリカで1900年初頭に開発されたのが始まりです。日本では1927年にセイコーが初めて生産しました。
長年親しまれてきたこの夜光時計ですが、実は昔は放射性物質を含むものが普通でした。

 

しかし1990年代に入ってから環境問題が重要視されるようになってから、放射性物質を含む夜光時計は危険視されるように。セイコーも該当する商品を全廃する動きを取ったそうです。

 

そんな中、元々夜光塗料の製造・加工メーカーとして1941年に創業した根本特殊化学工業さんは各社が撤退していく中、生き残りをかけて放射性物質を含まない夜光塗料の開発に着手されました。

3000もに渡る試作品の開発と繰り返される実験の末、ついには放射性物質を含まない夜光塗料の開発に成功し、おまけに従来品よりも10倍の輝度を持ち、発光時間も10倍にもいたる協力な塗料の開発を実現されました。

 

これにより世界中の時計メーカーからたくさんの発注を受けただけでなく、それまでにはなかった標識や、機器の表示類にも使用されるようになり夜光塗料の用途が大幅に拡大したそうです。

 

そして今では夜光塗料の世界シェア80%を占めるに至っているそうです。

 

まさに、世界に誇る日本人の底力です。

 

▼根本特殊化学株式会社HP
https://www.nemoto.co.jp/

 

 

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