中国へのビジネス進出、知っておくべきこと<中国での売買の慣習 >

 

前述した以下の記事の続きです。

中国へのビジネス進出、知っておくべきこと ? ?商圏設定 ?

中国へのビジネス進出、知っておくべきこと ? ?総合力と専門特化 ?

中国へのビジネス進出、知っておくべきこと ? ?中国人消費者の見る目 ?

 

本記事では、中国と日本の売買における慣習の違いについて書いていきたいと思います。

 

『中国における売買の慣習、日本との違いは?』

 

 中国の市場は本当に市場市場(いちばしじょう)です。
様々なカテゴリー毎に市内に市場がたくさんあって、多くの人達が今でも市場で買い物をします。
生鮮食品は食品市場。PCやITは電脳市場。お花は花市場。ペットは動物市場。お茶は茶城。洋服類は服装市場。住宅関連は装飾市場。等々、市場が点在しています。

 

 そこでは価格交渉をして買い物をするという商習慣が根付いています。

日本でも、価格交渉をして物を買う時はありますが基本的にメーカー希望小売価格という、いわゆる定価が設定されていて、割引の場合でも自ずと表記されています。

こういう商習慣の違いも、業種によっては留意されておいた方が宜しい事だと思います。

 

 食料品等は、日本と圧倒的に違うのは、パック売りという習慣が無い事です。

日本であれば、発砲スチロールの容器に小分けされてラップをかけて販売されています。
中国では、生鮮食品は基本500g単位で購入するのが習慣です。
ですから、スーパーで表記されている価格は全て500gいくらなのかという価格表記なのです。
市場の売り方が基本なので、日本の様にあらゆる商品がパックされて売ってはいません。
自分が欲しい量を店員に告げて、その分量で物を購入します。

こういう商習慣を理解しないと、良いものであっても消費者が買いたい商品に見えない結果に繋がってしまいます。
 大まかに、中国の市場性について述べさせて頂きましたが、ご参考になったでしょうか?
人口がとてつもなく多く、広大な国家なので、その数字だけを見ると、日本の何倍も物が売れそうに勘違いしてしまいますが、それが大きな間違いを最も起こし易い観点です。

先ずは自らが考える尺度で、市場をつぶさに見る事が肝心です。

 

 

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