今回は中国の上海で感じた日本とのつながりについて書いてみたいと思います。

 

中国は4000年以上の優れた文化があり、日本にも古代に漢字や建築文化、風習や色など数え切れない文化の影響を与えました。

しかし近年中国に対する印象は良くない。大気汚染や毒餃子事件、反日教育や反日暴徒デモ、マナーの悪い観光客などやその他政治的な問題など挙げればきりがない。

私もニュースなどで伝わる情報ばかり見ていて当然いい気はしませんでした。

 

しかし中国人の友人はいるし、その人はとてもいい人です。

政治と個人は分けて考えてるべきだと思っていたので、古代から交流があるにもかかわらず、よく分からない部分の多い隣国の中国を好きか嫌いか別に、機会があれば行ってみようと考えました。海外旅行は元から好きだったので、海外に行くことに対してあまり抵抗はありませんでした。

 

自営業で時間に融通が利くので、たまたま空いた一週間を上海旅行に旅行に行った。

もちろん上海に行っただけで中国のすべてを捉えることはできないが、行かないより行くほうがいいだろうと感じたからです。

 

上海に着いて、まずは都心部にある上海博物館で収蔵品などを見ようと足を運ぶと、いきなり驚いたのは京都にある醍醐寺の収蔵物の展示会を”菩提的世界 醍醐寺芸術珍宝展”と言う名前で一階の展示会場で行っていたことです。

中国に来てまさか日本の展覧会を見るとは思わなかったが、入ると、多くの人たちが参観していていました。

 

醍醐寺にある15万点の収蔵品があり、そのうち7万点は中国から贈られたものだそう。

そして、唐、宋の頃の貴重な文化財が日本に大きな文化への影響があり、また現在の中国では失われているものも多いが、日本では大切に管理されていることの重要性、そしてのちに日本の文化に消化されていることも興味深く描かれ、古代からの日中の交流が文化財を通し展示されていました。

 

ここでは現在に緊張した日中関係や反日運動などはなく、純粋に文化交流の結果が表れていました。

醍醐寺やその文化財はもはや製品を超越した存在ですが、日本のこうした目に見えない文化力は民間の草の根の部分から改善をしていく大きな足場になることは疑いの余地はないのではないかと感じました。

やはり最初は民間で興味があったり、親しみやすいコンテンツがあれば、両国民を惹きつけることは明らかだ。現在の日本のプロダクトなどはもちろん、古代からの日本の文化力やその結びつきなども発信していくことが大切だと直接肌で感じた一端だった。

 

参考資料 http://j.people.com.cn/n3/2016/0511/c94473-9056301.html

 

 

 

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