無形文化遺産の和食を生み出す日本製の包丁

 
 
日本の製品はその多くが海外でも大変な人気を得ていますね。
アイデアそのものは外国で生まれたものでも、そのアイデアを元に改良を積み重ねた日本の製品がオリジナルを超えて海外に普及していくことも珍しくはありません。
 
そのメカニズムの秘密はまさに日本人の繊細さにあると言えます。
日本という国は資源に乏しいというハンデもあり、限りあるものでより良いものを追求していく精神が国民性として身についています。
よって日本の職人の技術は他に類を見ないまでに素晴らしいものとして高く評価されています。
しかし、昨今はそのような職人の技術においても、科学技術の進歩によってロボットが再現できたり、大量生産が可能になっています。
いずれ、かつては素晴らしいとうたわれた日本の製品も、諸外国の人々が簡単に作り出してしまうかもしれません。
 
そんな中、職人の技術でなければ絶対に完成しないといわれている、海外でも大人気の日本の製品があります。
それが包丁です。
ナイフの文化は西欧を中心に広くありますが、ナイフと日本製の包丁とは概念が天と地ほど違います。
ただ物がよく切れるだけではありません。
食材に合わせて使い分ける包丁は、その食材の細胞や繊維を壊さないといったことにまで気配りが施され、使用する料理人の腕によって魔法のような力を発揮します。
包丁が味を左右するなど、海外の人の概念にはありませんでした。
 
日本製の包丁は野菜やお肉、どこをどう切れば旨味が逃げないか、研究に研究を重ねて生み出されています。
これは無形文化遺産にも登録された和食文化の賜物といえます。
西欧の料理に比べて豪快さに欠ける和食ではありますが、その調理方法は実に繊細で、こだわればこだわるほどに高度な料理人の技が必要となります。
野菜の薄い皮にまで意識を凝らした創作和食などは、海外の美食家達の舌を唸らせます。それらの和食を生み出すのは料理人であり、厳選された食材であり、そして、包丁なのです。食材を傷つけずに切り分けるという画期的な日本製の包丁は、茨城県に存在する日本のメーカーひとつを取り上げても、海外進出を果たした途端に世界で400万本以上の販売実績をあげています。
 
 
 
 

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