ホンダは海外進出、1980年台に、北米を起源にアキュラという高級ブランドを展開しています。
 
トヨタにおけるレクサスのような地位なのですが、レクサスが大半が後輪駆動車を採用して走行性能をアピールすることができていたのに対し、アキュラはホンダと同等の前輪駆動車を販売し続けていた経緯がありました。
 
2004年にSH-AWD技術という前輪後輪と左右の車輪全てに駆動力を制御するシステムを開発、搭載した最初の車がホンダのレジェンド、アキュラでのRLでした。
アメリカ市場において販売の大半を占めるホンダのセダンタイプ乗用車には4WDは設定されておらず、逆に日本国内では雪道用の4WDが設定されるケースはあるのですが、初の全車四輪駆動の高級セダンというインパクトは一定の成功を収め、RLの8年もの生産期間中SH-AWDを搭載され続けました。
 
さらに小型SUVで日本未発売のRDXの初代型にもターボエンジンとSH-AWDの組み合わせで販売され、大型SUVの日本未発売の二代目MDXにもSH-AWDが搭載されるなど、SH-AWD車種は北米でのみ大幅に広がっていったといえます。
 
これにより、効率重視で走りの良い駆動方式のイメージが弱いFF車だけだったアキュラにとってSH-AWDは大事なキーポイントとなったといえるでしょう。
さらに日本未発売・アキュラ最量販ミドルセダンアキュラTLとその後継車であるTLXにもSH-AWDが搭載されており、現在アキュラでSH-AWDが搭載されていないのは最高級セダンRLの後継車であるRLXの非ハイブリッド車、入門セダンのILX、入門SUVのRDXだけとなっています。
 
最高級セダンのRLXハイブリッドにはSPORT HYBRID SH-AWDという更に進んだハイブリッドシステム対応のSH-AWDが搭載されており、さらに、ホンダ及びアキュラブランドの頂点にあるスーパーカーであるNSXにもSPORT HYBRID SH-AWDが搭載されています。これにより SH-AWDの走行性能の高さによるブランド力は確実なものとなり、一過性の技術ではなく、アキュラといえばSH-AWDと言われるほどにまでなったとも言えるでしょう。
 
 
 

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