爆買いで話題になった象印の炊飯器から考える海外進出の方法について

海外で人気を集めている日本の家電といえば、近年爆買いされたことで話題になった炊飯器が挙げられます。
中でも象印マホービン株式会社が生産する炊飯器は、価格は数万円ほどと決して安くないのにもかかわらず中国人観光客を中心に飛ぶように売れました。

中国では南部を中心にお米を生産、消費していますから象印の炊飯器が売れるのも納得がいきます。
象印の炊飯器は外国製の炊飯器より性能が良くおいしくお米を炊くことができるので、中国の富裕層を中心に人気が出ているようです。

また、中国以外でもお米を食べる世界中の人にとって美味しくお米を炊くことができる日本の炊飯器は高く評価されていて、嬉しい限りです。

象印の炊飯器が人気になったのは、その性能が高く評価されただけでなく、中国のwebサイト上での口コミや中国版のtwitterである微博（ウェイボー）での書き込みによるところが大きいようです。

中国の人々にとって、日本のどの炊飯器が最も良いのかということは日本に来たことがなければ分かりえないことでしょうが、ネットの発達によりそうした情報を事前に得ることができるようになったことで、象印の炊飯器を買いに日本を訪れることができたのです。

このように、ネット上での注目度の高まりを上手く利用すれば質の高い日本の製品をもっと海外の人に知ってもらい、その製品を買ってもらうことができるのではないでしょうか。

象印の例は、そうしたことを示していると私は思います。
したがって、今は国内でしか販売されていない商品も、ネットを駆使することで海外進出を成功させることができるかもしれません。
日本の製品は高性能なのは間違いないので、そうした海外進出がもっと盛んになっても良いと思います。

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（プロフィットシェアという考え方）

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