冬場の暖かい商品の定番といえば、使い捨てカイロです。

 

成田空港が開航した1978年、日本では使い捨てカイロが大ブームとなりました。

 振るだけで温まるという手軽さから、現在でも人気商品です。

 使い捨てカイロは、お菓子の酸化を防ぐ脱酸素剤を開発中、思わぬ失敗から誕生しました。

 消費者のニーズに合わせて、ミニサイズや衣類に貼るタイプなどが登場し使い捨てカイロは進化を遂げます。

 

そして、2012年頃から海外進出も始まりました。

 世界で一番カイロの輸出量が多いのは、アジア諸国です。

 香港ではカイロがとても流行っていて、店頭では品切れ状態だと言われています。

 中国では、ヌアンパオパオという商品名で売られていますが、意味はホカホカ赤ちゃんという意味です。

 若い女性をターゲットにして付けられた結果、ネーミングと言葉の響きが受けているそうです。

 

それから、アメリカのニューヨークでは、ディスポーザブル・ハンドウォーマーという商品名で使い捨てカイロが売られています。靴の中やポケットに入れて使う人が多いようです。ドラッグストアでは、レジ前に置かれた使い捨てカイロを気軽に購入していく人は多く、特に冬のニューヨークは、寒波で寒くなる地域なので、飛ぶように売れています。また、使い捨てカイロを入れるためのファスナーが付いた手袋も大人気です。

 

使い捨てカイロは、ヨーロッパではまだ認知度が低い状態です。それは、寒い地域だと暖房が完備されているため、あまり売れないだろう、とメーカー側で二の足を踏んでいるからです。事実、日本では北海道よりも、関東や関西などの方が良く売れているのです。そんな中、日本ブームのロシアでは、日本語のパッケージのままでカイロが売られいます。カイロのことをロシアでは、ヤポンスカヤ・オドノラゾヴァヤ・フレルカといいいます。意味は、日本製使い捨て保温具です。ロシアの交通警察の人達は、氷点下の中で勤務するために、靴用のカイロを大量に購入しているそうです。

 

 

 

▼▼▼ SotexACでは日本の零細・中小企業の海外進出を支援しております ▼▼▼

私たちの支援の形はいわゆるコンサルティング型ではなく、パートナーシップという考えのもと共に事業を推進する立場で支援をさせていただきます。

(プロフィットシェアという考え方)

 

海外進出を検討されている、実行しようとされる担当者様へ

まずはぜひお気軽にご相談ください。

サービスについてはコチラ

お問い合わせはコチラ

戻る