近年では日本の「和食」という独特の食文化が無形文化遺産に登録されました。
以前から海外に和食は注目を浴びていましたが、無形文化遺産に登録されてからさらに注目されるようになりました。
では一体なぜ、和食が注目されるようになったのか。
それを和食の魅力と共にお伝えしていきたいと思います。

まず、世界には3つの大きな和食・洋食・中華といった食文化があります。
和食が注目される原因の一つにほかの食文化との違いがあります。
洋食の特徴としては素材の味をそのまま活かすというものがあり、ほとんど調味料を使わずシンプルな味付けをした後に盛り付け提供されるものがほとんどです。
ここで例としてよく挙げられる料理はフレンチサラダやモッツァレラチーズとトマトを使ったもの等があります。
メインディッシュは洋食によく使われるバターや小麦粉を使った魚のムニエル等があります。
味としても非常にあっさりしていて食べやすいという特徴があります。
中華料理の特徴としては、地域にもよりますが主に香辛料を多量に使用し且つ料理の操作としては炒める・揚げる・焼く等の油を多量に使用したものがほとんどです。
炒飯や餃子、エビチリ、酸辣湯、麻婆豆腐などがあります。

さて、和食が注目される理由としては、上記の二つの料理とは違って大きく二つ異なる点があると考えられます。
まずは、和食では旨みを持つ多様な種類の「だし」が使われており使う調味料を控えることができる点があります。
確かに洋食や中華料理でも鶏がらだし等が使われることはありますが、それは和食に使われるだしとは種類も量も異なります。和食に使われるだしの種類には昆布や鰹・あご等の魚から得られるだしや、また椎茸やほたて等の貝類から得られるだし等があり、これらの組み合わせもまた多くのものが存在しています。
海外には旨味という味がこれまでに存在していなかったため、ここが注目されていると考えられます。

次に、和食の「一汁三菜」という献立の形が注目される理由となっています。
一汁三菜は食事のバランスが整っているものとされ、日本人が長寿である要因の一つとして考えられているため、健康に良いということで注目されています。

そしてこの和食が現在海外進出しており発展していっています。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ニュースでも取り上げられています。
そう、海外の方は和食の中でも特に「寿司」というものに注目しているのです。
大きな国としては、特にアメリカやフランス等が寿司を提供するお店を多く持っているようです。
和食の中でも技術を必要とする寿司なので、現在では日本の寿司職人が寿司を作る技術を広めるために海外へ出向くこともあるそうです。
これからもこういった日本の食の技術は世界に広まっていき、また寿司以外の和食を作る技術もさらなる海外進出を遂げると考えられます。
そして、日本食を作る技術も継承されさらなる発展を遂げるでしょう。

 

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