海外に長く生活していると、日本の良さが沢山見えてきます。
日本の魅力の一つに温泉や旅館、桜などを上げることができます。世界中にホテルはどこでもあるのですが、日本の温泉旅館のような素晴らしい宿泊施設はそれほど
多くありません。世界中では湯船につかってお風呂に入る習慣のない国や地域がまだまだ沢山ありますから、逆に日本の温泉は非常に魅力があると感じます。
最近では台湾に加賀屋という温泉旅館が進出して大成功を収めていますし、私が中国の大連に出張に行った時には、徳川と言う温泉宿泊施設があり、沢山の中国人が宿泊して温泉や日本料理を楽しんでいました。
九州の別府や湯布院に旅行に行った時には、驚くほど多くの韓国人や中国人やベトナム人たちが温泉を楽しんでいました。
海外にこうした日本と同じレベルの温泉や温泉旅館をオープンさせることができれば、間違いなく成功すると感じます。中国にもいくつかの銭湯がありますが、お湯が汚かったり旅館のような純和風の雰囲気やおもてなしがなかったりします。特別に難しく考えなくても、日本と全く同じレベルの温泉旅館をオープンすることができれば、必ず世界中に進出することができると思います。
日本旅行に行きたいけども、お金やビザの関係でいけないという中国人や他の国の人は非常に多くいます。自分の国にいながら日本旅行を楽しめるようなツアーがあれば、非常に大きなビジネスチャンスが広がっていると思います。
私の長年の海外生活で提案するのは、日本の温泉旅館の海外進出と、国内にいながら日本旅行ができるというコンセプトです。