アルミ窓は国内だけで終わっては勿体ない

中小企業は生き残りに必死となっています。生き残るためには独自の技術が必要なのです。

私が伝えたいと考える仕事は、アルミ窓の生産です。

アルミサッシによる窓の生産は下請けでやっているケースが殆どです。 質のいい製品を作らなければ下請けから切られてしまいます。

私は三協HD(旧三協立山アルミ)の下請け会社で働いていたことがありますが、とても厳しい製品検査が行われます。 クレーム1つで下請けとしての信頼を失いかねないので、どの会社も信頼できる製品を作るための技術を磨いています。 その上大量生産に対応しなければなりません。両立するのはとても難しい選択と思われます。

私が働いていた網戸の生産ラインでは、大量生産と品質向上を行うため、日々ミーティングを行っていました。 この部分を変えれば傷を付けずに高速で生産できるということを、ラインの中でみんなが話し合います。話した結果を実践して、何度も修正しながら納得のいく工程を作り上げました。 これにより単純に機械で加工して組み立てるのではなく、各々がアルミ材をしっかり見ながら行える環境を作ることに成功しました。

そのお陰で色んな製品を手掛けることが出来るようになりました。
色々あって退社しましたが、評価をもらえれば仕事が貰えることを実感することが出来ましたね。

アルミサッシの窓は、世界に発信しても通用すると思っています。 これらの技術は残していかなければいけないと考えます。アルミによって日本は様々な発展を遂げたからです。

世界にはまだそのような技術を持っていない国も多数あります。そういった所に技術提供出来れば、さらに発展が期待できると信じています。

今後もアルミ業界の更なる発展を期待しています。

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