日本のこころ

日本は、島国ですので、今日まで独特な日本文化が、育まれてきたのだと思います。

日本人のこころは、日本の自然の中で自然と共に歩んできたことによって、
「和」の精神が培われてきたのだと思います。

世界に誇れる日本の国柄とその心は、辛抱強く、また人に対する思いやりの精神、
気持ちが優しく、おおらかな点は、すばらしい特徴だと思います。

日本人のこころがこのように継承され続けてきた背景には、
神々からいただいた「いのち」を尊び、常に若々しく輝かせ、子孫に伝えたいと願ってきたからではないでしょうか。

また、武士道は、かつて日本精神の精華とたたえられてきましたように、
日本人の、相手を尊敬する気持ちのルーツは、ここにもあるのだと思います。

武士道は、支配階級が納税により生活するという方法でした。、

古来より、普遍的な形態であり、中でも武士ほど質素に生活した支配階級は珍しいと見られています。

これは武士道というものを人生観の核に埋め込んだ集団であった証拠であり、
世界史上類例のない300年間の平和という奇跡を成し遂げたことで証明されているのではないでしょうか。

また民衆にあっても犯罪発生率の異常なまでの低さは、
民衆にまで武士道精神の道徳観が浸透していたからこそだと考えます。

その高潔さは、立ち居振る舞いに顕れ、米国通商使節として渡米した商人が武士を見て感激した、という話を聞いた事が有ります。

このように、日本のこころは育まれ、大切に今日まで、継承されてきたので、現在でも、全て話をしなくても、あうんの呼吸で、通じる事もあるのだと思います。

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