投稿日: 2019年03月03日

先週の金曜、3月1日は、トレードショー参加の為、
和歌山から遠路シカゴ入りされた
(株)サンコーの角谷社長と
3人の同社責任者の方々に
盛和塾シカゴの勉強会に参加して頂きました。

水回りの家庭用品、生活用品全般、という
純アナログ、
一般的な「ハイテク」製品の
対極に相当する製品を軸に
長年に渡って取り扱って来ておられます。

当初の定例勉強会の予定を少し変更し、
角谷社長の特別講演会とQ&Aとなりました…。

角谷さんには、
シカゴでも、米子や日本の各地でも
度ある毎にお目にかかっており、
とても親しくお付き合いさせて頂いています。

今回は、これまでお聞きした内容の
再確認とアップデートで
改めて、
フィロソフィーの真髄と、
その具体的な実践をご披露頂きました。

今回のテーマは、

「稲盛塾長と盛和塾の出会いで気づいた
創業者と従業員さんへの感謝の気持ち」

創業者以来の理念は
その名、サンコー (三幸)の示す
三つの幸せ…
1. 顧客、得意先 の人びと
2. 協力企業 の人びと
3. 幸せをもたらす商品開発に励む人びと

これは、
三方よしに通じる「三幸精神」
で、その具体的な実践のお話でした。

「生活者への思い」を胸に
技術の革新 と
ノウハウの蓄積 を推進する…

無形の資産を残す、という
価値観であり人生哲学で
サンコーさんの伝統的価値観…

「人の心に貯金する」

先代から受け継がれて
現在、そして 引き継いでゆく
「徳積み」と「徳送り」…。

下記は、
印象に残った言葉、学びのポイント
それに、
私の 気付き と 見解 です。

●「らしさ」と、
「日本製」に とことんこだわった上で、
「変化を見逃さず」
「新しいビジネスチャンス」
を発見する…

● 目的遂行の為、
「ボイスガード」= アンケートハガキ
を通してお客様の声に
常に耳を傾ける。

● 美点凝視
人の良いところを見て
それを褒め合う。
良いところに焦点を当てる。

● 強くて大きくて、「いい会社」へ
「強い」= 高収益・高支持
「大きい」 = 雇用拡大、高額納税、地域貢献

目的は
「いい会社」になる、であったとしても、
強くなって、
良くなって、そして
大きくなる…の順。

目標は、
「小さくても 強い 会社」
➡︎
「大きくて 強くて いい 会社」

● 人財 と 財務 のダムで
“ゆとり” の「土俵の真ん中相撲」により
体質を改善する。

そのためのリソース順位は
ヒト◀︎モノ◀︎カネ◀︎情報◀︎ブランド

との事でした。

+++++++++++
● 只、課題は…
(以下は、私の現状認識です。)

「海外展開」と「情報」にある、
と考えます。

現段階では、
中国、韓国が圧倒的なシェアになっているそうです…

これは、サンコーさんに限らず、
多くの日本企業に当てはまることだと思います。

確かに、
お隣の国、歴史的に繋がりがあり、
仲良くしたい、
仲良くすべき、
という考え方の下、数多くの会社の方々が、
この2ヶ国とビジネス活動されています。

又、
盛和塾に於いても、中国、韓国にも支部塾があります。
中国、韓国から日本への観光客、投資も際立っています。

だから余計に感ずることなのですが、
私達特有の
「横並び体質」
「みんなで渡れば…」
になっていないでしょうか?

たとえ、
個々のケース、又は
個人レベルで信頼関係を築き
現段階で上手く展開できているとしても、

この両国と
他のアジア諸国とは決定的とも思える
政治的、民族的、歴史的な
“溝”とも思えるチャレンジが
存在して続けているのも事実です。

● 中国の尖閣問題、覇権気質の共産政権…
● 韓国の竹島問題、レーザー照射などで明らかになった北寄りの現政権…

の事実関係を思う時、
果たして「話せばわかる」人達…
なのでしようか?
末永く「幸せ」「感謝」の気持ちを
共有できるのでしょうか?

少なくとも私は
分からなくなってしまいました…。

これまで長く久しく通常メディアから
一方的に伝えられた情報では
的確なタイムリーな判断は難しいのでは…
と、思うようになったのです。

少なくとも、私たち「日本人」
の一般常識では測り得ない
次元の違う「何か」が…
存在している…。

「メディア リテラシー」が
重要だといわれて久しいのですが、
いよいよ「待った無し」の時代に
突入して来たのが「今」ではないでしょうか?

少なくとも、
自分、自社のビジネスに関連する
商品情報 や、
市場情報 などは、

いわゆる
既存メディア、或いは、オールドメディア
からの偏向報道に惑わされないだけの
自社、自分の実力を養っておく必要があります。

「何が報道されるか」だけではなく
「何が報道されないか」も
注視しなければならない。

そのためにも、
SNSなど多種多様なメディアソースを活用し、
インプットと同時に
「アウトプット」を繰り返す。

そうすることで初めて
自身の頭で即断即決し、
全身を使って即行動する
環境が整え易くなります。

そして、
小さな失敗を繰り返し
経験値を積み重ねていく。

いずれにせよ、20世紀までは
可能であったであろう未来予測も、

インターネット から
AIや5Gに突入しつつある現在、

10年先どころか
1年先、2年先であっても
分かりません。

頼れるのは
自分自身の日々の積み重ねのみ!

その積み重ねならではの、
生きた戦略が構築できるはずです。

そもそも、戦略とは、
「如何に不要の戦を略するか」という意味で.
「何をしないかを決める」こと。

即ち
限られたリソースを使い
的を絞って集中すること。

その本質は
「強み」を活かして戦うことに他なりません。

アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ…
対象相手が、
どこの国や地域であったとしても
「これで完全完璧」
はあり得ません。
時代とともに、常に進化発展していきます。

そうであるならば、
その時代の変化を楽しみを持って受け留め、
その時代とのホットな対話を通して
自分磨き、
強みの伸長
を目指し創意工夫する。

テクノロジーの進化、高齢化、
など、
世界レベルでパラダイムシフト
が進んでいる中、

それに呼応した
「自らの変化を習慣化」させ、
「宇宙の進歩、発展」
のスピードに合わせていく
必要があると思います。

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#サンコー#盛和塾#メディアリテラシー#中国#韓国#戦略#パラダイムシフト#アウトプット#宇宙の進歩#テクノロジーの進化

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