投稿日: 2018年06月30日

前回の投稿から
あっという間の1か月、
そして
今日で、今年2018年の前半が終わってしまいました…。
腰の違和感は相変わらず完全に払しょくされていないのが
気がかりで、
それが理由で、外出も控え目…、
すっかり運動不足になってしまいました…。
このテクノロジー全開とも言える時代、
世の中は、革新が面白いように前へ前へと突き進んでいるようです。

ビッグデータ x AI
IoT x 5G
ブロックチェーン x 量子コンピュータ

そして
ロボティックス、
セキュリティ技術…
この新たなテクノロジー同士の結合・融合が容赦なく展開されつつあります。
殊にブロックチェーン技術は

IT革命を彷彿させる、
というよりもそれを上回るスピードで
社会的変革をもたらす、
まさに嵐の前の静けさ、といった感があります。
思えば…、IT革命の始まりの頃、

PCが登場しても、使い方に習熟するのに時間がかかったため、
すぐに多くの人が使えなかった。

インターネットが登場しても、
通信回線の能力不足で、スピードが遅く
常時接続もできなかった。

ところが現在は
PCもインターネットも既に普及しています。

従って、
ブロックチェーン・暗号通貨(ビットコイン等)
を用いるインフラは既に整備済みということで、

技術的側面からは、
PCやインターネットの時より急速に普及する可能性があると言える訳です。
でも、
日本でのインターネットの普及にあたって…、

特に特有の国民性(?)…、
新しいものは怪しいもの、
隣の人もやってないから、と「右へ習え」性向、
これで、他の先進国より数年遅れてしまいました。
新しい技術にはネットワーク効果があると言われています。
即ち、
利用者が多くなればなるほど便利になり、
逆に利用者が少なければ如何に優れていてもすたれてしまいます。
でも、今度こそは !!
このブロックチェーン技術こそは!!
ある調査によると、
ビットコイン(暗号通貨)の
日本での取り扱い店舗が2017年日本国内30万店、です。

即ち、
2014年末 63店舗
2015年末 918店舗
2016年末 4,213店舗
2017年末 (300,000店舗?)
と、

相当なスピードで伸びています。

そして…
現金信仰・現金主義の国、日本(添付図表)にあって、

日本で圧倒的なシェアを誇るSNSサービス、ライン(Line)が、

最近、
スマホでの決済 LINE Payで
小規模店のキャッシュレス化を推進する、と発表しました。
https://japanese.engadget.com/2018/06/28/line-pay-qr/
現時点では、
老若男女を問わず約6,000万人のユーザー数(添付図)を誇る
Lineですが、
コミュニケーションツールとしてだけでなく、
決済手段としても
スマホで誰もが簡単に便利に、利用できる
環境整備に一翼を担って欲しいものです。
きっと、「ネットワーク効果」に向け、
大いに貢献してくれることになるでしょう。
(同社は、6月28日には、同社は暗号通貨取引所[BitBox]を発表しました。)

法整備、ハッカー対策など安全面、
周辺サービスの充実化
が着々と進められている現在、

ブロックチェーン・暗号通貨の潜在的な利点が顕在化し、
それが私たちの暮らしやビジネスに実際に活かせる時代、

ひいては、
大手企業・組織に頼るのではなく
個が外に向かって、
もっともっと輝ける環境・土壌が整う新しい世の中
になろうとしています。
事実、2018年の後半から2019年にかけて、
来るべき近未来の息吹を感じる今日この頃です。
+++++++++++++++++
今週は、トヨタから注文もらいました。

Toyota Research Institute of North America
ミシガンにあるトヨタの研究機関です。

Principal Scientist 主任科学者(米国人)…、
サイトからの初訪問客でした。

それにしても…、
日本では
企業間取引(B2B: business-to-business)が

出会い・スタートからクロージング・決済まで
インターネットで完結する ことは
ほとんど考えにくいのでしょうが、

こちら北米では
極めて自然、常識です。
何故なら…、

(a) 会社の規模やブランド以上に「個」の信頼・信用を重要視する企業文化、
があり、そして

(b)インターネットが基本的なビジネス・インフラとして定着
しているからです。
自分が、個・スタートアップ企業 であっても
相手が、超大型有名企業・組織 であっても
ビジネスできます!!
http://www.sotexglobal.net/case/
とは言え、
インターネットが普及していなかった1990年台まで、
このビジネスモデルは
北米でも考えられませんでした。

電話アポ、訪問・対面営業、
或いはレップを介しての顧客開拓でした。
故に、新規顧客獲得には
時間もコストも相当かかったものでした。
まして、国際間の取引では、コミュニケーション手段はもとより、
物流、決済面に於いても、かなり骨の折れるものでした。
でも、
インターネットにより
顧客・市場情報、コミュニケーションの壁が撤廃され、

物流面に於いては
グローバルの波に乗り、又、インフラ整備が格段に進み
個人間の輸出入も可能になりました。
只、
国際送金に付いては…、

課題として、
(1)取引先が遠隔地のため情報が不十分、故に相手が信用できるか否か…。
(2)商品が相手に届くまでに時間がかかる。このため送金のタイミングが問題。
(3)送金者と受け取り者が異なる通貨圏に存在。
(4)商品が輸送途中で破損したり失われたりする危険。

対処法として…
(a)為替手形(B/E)、
(b)信用状(L/C)、
(c)銀行振り込み(電信送金T/T) — 但しこれは信用できる相手の場合

しかしながら、これらはいずれも
コストと手間暇・時間を要するものです。
そこで、
ブロックチェーン・暗号通貨 の技術 が
大いなるパワーを発揮することになります。
なぜなら、
「送金とは金銭に関わる一情報」 即ち、
「貨幣は情報」であり、
送金コスト、安全性、使いやすさ 等
で圧倒的な利便性を提供できるからです。

しかもこの技術に国境は介在せず、
国内・国際間取引に一律な仕組み、

スマホでも完結できるレベルです。
ITがコストを圧倒的に削減できたのであれば、
送金(情報)に於いても全く同じ効果が得られるはずです。

まさに
電子メールを送信する様に、
国際送金できる、
ということです。
この様に、
暗号通貨(仮想通貨)革命によって
「通貨」という経済の基本構成要素が変わろうとしてる
まさに真っ只中。

IT革命以上の影響を産業構造に与えることになります。
普及を妨げるのは、主として社会的、経済的な要因です。
このテクノロジーによって不利益をもたらされる
主に、大手金融機関を始めとする社会的抵抗勢力です。
確かに負の側面もあり、

効率化は中間者が排除されるために、
(少なくとも一時的には)
失業という問題をもたらします。

即ち、
効率の向上 と
失業の発生 とは、
ほとんどの場合、ワンセットです。
事実、
インターネットは多くのビジネスを破壊してきました。

ことにコンテンツ・情報販売業…。

印刷物の百科事典は、
ウェブによって完全に代替され、

新聞は、
著しく弱体化しました。
手紙や電話で伝えられていた情報の多くは、
電子メール、

フィルム式のカメラ は、
デジタルカメラ
によって、ほぼ完全に駆逐されました…。
でも、ここで、私達企業人としてなすべきは、

ビジネス環境が激変し、
その流れが社会ニーズに沿ったものであるならば、

それに抵抗しようとするのではなく、
適応する こと、
なのではないでしょうか?。
そして、
ITの進歩によって、
「情報コンテンツの一形態である」貨幣が

これまで影響を受けなかったことがむしろ不思議…、
ブロックチェーン技術の誕生により、
ビットコイン等の暗号通貨はまさに登場すべくして登場した…と考え、
新たなビジネスチャンスに向け、
実践を通して学び、
マイナーな失敗を積極的に受け入れつつ
改善改良を繰り返し、
成長の糧、新たなビジネスモデルの構築に
喜んでチャレンジしていくことが必要だと思われます。

折しも、日本の中小零細企業…、
一般の製造業のみならず、
伝統工芸、技能、芸能、技術、芸術、文化等にあっては、
日本の構造的な需要減退からくる販売不振…、
結果として、
職人後継者不足のために
「日本の宝物」が失われてしまう危機的状況との事…。
人口減少に悩みながら手をこまねき続けるのではなく、
70億から100億に向かう拡大世界市場をターゲットに行動する…。
今や世界的評価の高いJapan Brandを追い風にして、
人知れず国内に埋もれている
そのせっかくの「宝物」を
大きく広大な舞台に披露、展開、躍動させる…
そして「I Love Nippon」と、海外の多くの人にも
心から愛し感動して頂ける様、

最新テクノロジーを
最大限に活用し、
伝え、届けていきたいと思います。
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6月の家族の出来事・写真
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● 6月1日:次女の小学校、学期も終わり早い夏休み前、生徒たちに囲まれて…お別れ、可愛いメッセージ、「先生」冥利に尽きる瞬間

● 6月12日:三女が2017年の世界の美容師40人に選抜されました。(添付写真:米国から3名、日本から2名含む)
http://www.ihawards.com/news/article/163
For the International Hairdresser of the Year category, nominations include individual hairdressers that have won selected national competitions worldwide, and also the winners of other selected global competitions. In addition, individual hairdressers are also nominated with the help of the editors of the international editions of Estetica Magazine, taking into account their career, the quality of their photographic collections and their international educational/artistic during the last year (seminars, shows…).

● 6月14日:長女の長女(孫)一歳の誕生日

● 6月17日:次女の家で、父の日 for me, Birthday Party for Mio & Alex
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(参考) 過去の
FB投稿:  https://www.facebook.com/jun.sota
同記事・ブログ投稿:  http://www.sotexglobal.net/president_blog/

 

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