投稿日: 2017年10月12日

娘… 金メダル!!

ええ! こんなことが…。
世界チャンピオン、だなんて…。

カラリストの世界大会で
三女・美緒が
金メダルを獲得…!!

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ビデオと写真は、下記・添付です。
カラリストの世界大会

ビデオ開始後:(分・秒)
12:37  各国代表者行進(美緒、米国代表で一番先頭に)
16:30 Kao サロングローバル社長あいさつ
19:13 花王・澤田社長
24:10 各国・各部門ごとの紹介 (オーストラリア、から abc 順)
35:25 日本の代表
50:42 米国の代表
55:00 Stylist Favoriteの表彰
57:10 銅メダル発表・表彰
61:45 銀メダル発表・表彰
68:10 金メダル発表・表彰
71:10 美緒金メダル受賞・表彰
80:20 美緒、インタビュー (翌日:10月9日(月))

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実は私はこの業界に付いては、
全くの門外漢で、
何の大会だったのか、
ごく最近になって初めて知ったくらいなのです。

そもそも、
「カラリスト」
すら、いまいちピンと来ない、というレベルです。

そんなとんちんかんな私でも
「米国代表」
の言葉には、
「ええ~?」
でした。

調べると、
「カラリスト」
とは
特に髪染めの技術を持つ
美容師
との事。

そんなの言葉通りで、
当たり前といえば
当たり前ですが…、

私の薄い白髪は、
黒く染めない方がいい…、
と言ってた彼女…。

曰く、
ヘアカラーは…、

彼女の長年鍛錬・精進を重ねてきたはずの
ヘアカット、

その「専門」の
ヘア・メイク・スタイリスト
とは別の技能・技術が要求される、
との話。

Goldwell(ゴールドウェル)カラーズーム は、
日本語紹介記事

Goldwell(ゴールドウェル)カラーズーム

によると、

「カラーズーム・チャレンジ」は、
「あなたが輝きと名声を得るために用意されたステージ」
ヘアスタイリストにとって世界最大級の
「ライブ・コンペティション」…。

年に一回のこの大会では、
下記3つの部門ごとに
表彰されます。

(a) クリエイティブ部門
ゴールドウェル パートナーサロン所属以外のサロンで
理美容師免許取得後5年以上の経験を持つスタイリト。

(b) ニュータレント部門
ゴールドウェル パートナーサロン所属 及び、それ以外のサロンで
理美容師免許取得後5年未満の経験を持つスタイリト。

(c) パートナー部門
ゴールドウェル パートナーサロン所属で
理美容師免許取得後5年以上の経験を持つスタイリト。

米国や日本を始めとする世界各地から
(数えてみると、順に壇上で紹介された国だけでも37か国)

それぞれの国ごとに
それぞれ上記3部門ごとの

最優秀者が一人ずつ
合計3人が
国を代表して
世界タイトルを競います。

中でも
「パートナー部門」は
レベルが特に高いそうですが、

その部門に、
美緒が
「米国代表」 として
「世界大会出場」 とは…。

私達のイメージするいつもの娘の成功とは
全くの枠外、
次元や想像をはるかに超える出来事・世界なのでした。

大会出場が
決ってから先週までの1・2か月は
ニューヨーク や ロス・アンジェルス
更には、
アメリカ国外、ヨーロッパ各国
にも足を運び、
頻繁に研修やトレーニング等
を重ねていました。

本職のサロンの仕事もままならない、
超多忙生活。

生活面、健康面で
どうなんだろう…?

これまで定期的に
顔を見せてくれていたのに
最近ではほとんど「ライン」のみの交信。

あの丁度3か月、7月の
NAHAのイベントの際には
「サプライズ」のグランプリ。

「Stylist of The Year」

凡そ、北米では
スタイリスト
としての最高の栄誉ではないだろうか…?

それからというもの、
生活も仕事も一変してしまったのかもしれない…。

でも、
あの時は、
「個人」で競ったコンペだったから…?

あんな大きな舞台でも
あまり弱音を口にすることは
無かったのに…。

今回は珍しく
少し弱気の虫が…。

今回はさすがに、
米国の多くの友人知人・業界関係者からの
強い期待を一身に受け、
プレッシャー、ストレス、
あったみたい…。

「ストレスを楽しめ」
「素晴らしい貴重な経験」
「ベストを尽くして失敗したら、ベストを尽くしたってこと」
等…

言ってやるうのは
た易いが、
自分だったらどうなんだろう…?

と思わずにはいられない。

ライブ・コンペティションでの施術結果 と
エントリー・フォトの作品 の
両方で、制限時間内に
再現性を競う、らしい。

やはり、
緊張する…、ドキドキ、を
ワクワク、というエネルギーに変えて、
自分の火事場の馬鹿力
を信ずるほかないのでしょうね。

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上述の
日本国内の大会要綱では、

> 審査員は

国内、及び世界を代表するヘア・スタイリスト、
業界紙のジャーナリスト、
サロン業界のファッション・エキスパート

で構成。

> 審査項目は、

(1) トレンドの解釈:40%

ファッショントレンドをヘアスタイルに変換する。
コレクションをまねることなく、独自のイン・フラックス スタイルを創造する。
イン・フラックス コレクションをよく研究し、その背景にあるファッショントレンドを解釈して、あなた自身のスタイル
で表現してください。基調となるトレンドを表現すると同時に、あなたの個性を表現するスタイル。
創造性と個性を発揮して、トレンドにあなたの名前を刻みましょう。

(2) テクニックと施術:40%

各カラーズームコレクションには、ファッショントレンドに関連するカラー、カット、スタイリングのコンセプトがありま
す。革新的かつ個性的な方法で施術してください。完璧な施術に必要なのは、カラー、カット、スタイリングの
バランスが最適化されたスタイルです。

(3) ト―タルルック:20%

トレンドを解釈して革新的かつ個性的な方法によるテクニックを用いたら、次はトータルルック。
ヘアスタイル、メイキャップ、ファッション、モデルとフォトの完成度、芸術性含んだ全体で審査されます。
これらの審査項目を念頭に置き、高得点を狙ってください。

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米国からの出場者3名は…、
National Gold Winners – United States
U.S. Gold Finalists (米国代表)

(1) Creative Colorist: Lauren Kocman (Hair By Scott & Co.) – Delray Beach, FL
(2) New Talent Colorist: Kylie Bussing (Aidan James Salon) – Nashua, NH
(2) Partner Colorist: Mio Sota (祖田 美緒) (Trio Salon) – Chicago, IL

一方、
日本からの出場者3名は…、
2017 ジャパンファイナリスト
ゴールド・ウイナー(日本代表)

(1) クリエイティブ部門: 磯崎 真介 (KENJE GROUP)
(2) ニュータレント部門 :谷岡 彩香 (matiz hair design)
(3) パートナー部門: 伊達 庸子 (hair OPUS)

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美緒は2歳の時に米国に来ました。
以降、日本人学校(中学まで)以外では、
私の家族の者以外での日本語環境は今ではほぼゼロ。

そのせいか、
自分の方から
知らない日本の人達に話しかける事は
(何か抵抗があるのか…)
ほぼ皆無、
じゃないだろうか…?

今の自分に満足せず、
向上心を持ち続けるためには、
人脈の力、
環境の力、
が必要。

現状に満足せず上を目指すには、
安心安全領域からの脱皮が必要。
変化・チャレンジし続けるしかない。
「安全」は一番危険な落とし穴…。

この バルセロナ…、
安心安全領域では決してない。

バルセロナ…、
今、世界でも最もホットな
スペイン、カタルーニャ州(Catalunya)
の州都。

そして、
世界大会という
各国の代表者、業界トップが
一堂に会し、競う。

平常時では絶対に叶わない、
環境…。

… そんな中、
私の方から、
日本の代表の人達にSNS発信してみました。
「是非、仲良くしてやって欲しい」
と…。

折り返し、
とても好意的に返事を頂くことができて
嬉しかった。

日本の場合、
今でも
「出る杭は打たれる」
のだろうか…?

「沈んだ杭は腐る」
「出過ぎた杭は磨かれる」
そんな人が好きだし、
私もそうありたい…。

美緒には
謙虚さ、については徹底したつもりだが、
気の強さは、私以上かもしれない。

「出る杭」だったかもしれないが、
「謙虚さ」との絶妙なバランス。

環境に恵まれていたということなのだろう。
人に引き上げられてきたのだろう…。

凄い人を周りにいっぱい見てきた。

「まわりが成功者ばかりだとしたら、
あなたも成功している。」
という。

ではその反対は…?

結果を出していない人だったりすると、
多分その人たちと似た結果なのでしょうね。

最近は、
SNSが非常に発達していますので
簡単に成功者の近くにいることが
できます。

では、
何が成功なの?
自分が目指す
「人生の結果」
「人生の成果」?

人生の結果=考え方 x 能力 x 努力

人の持つ能力は微差、
とすれば
あとは「考え方」と「努力」。

努力は
「誰にも負けない努力」
をするとして、

「考え方」…。
これは、
最も大事な要素ではあっても、
なかなか変えられない、
と言われています。

が、

そんな時は
環境 と 人
の力を活用すれば良い。

自分の目指す
「成功者」にできるだけ近づいて、
成功者の思考をコピーする、まねる、
同じ行動する…。

今回
期せずして訪れた
日本と米国の若者たちの出会い。

少しのきっかけ、
少しの「点」、

何かのきっかけ、
何かの「点」
に繋がり、

あとあと、
糧となり、財産、になって
大きな飛躍の礎になってくれる事
になれば…、と思います。

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ライブで紹介された37の国・地域は下記の通り。
01. Australia
02. Austria
03. Belgium
04. Brazil
05. Bulgaria
06. Canada
07. China
08. Czech Republic
09. Denmark
10. Estonia
11. Finland
12. France
13. Germany
14. Greece
15. Hong Kong
16. Italy
17. Japan
18. Latvia
19. Lithuania
20. Malaysia
21. Mexico
22. Netherland
23. New Zealand
24. Norway
25. Poland
26. Romania
27. Russia
28. Singapre
29. South Africa
30. Spain
31. Sweden
32. Switzerland
33. Taiwan
34. Ukraine
35. United Kingdom
36. USA
37. Vietnam

これ等の国・地域には、
あまり仲の良くない国同士が
含まれています。

こんなイベントを通して、
又、
こんなアートの世界や人のつながりを通して、

今少し
譲り合い、感謝、助け合い
の心が
国際間で広まっていったらいいと思います。

「情報交換」「心の交換」
何だっていいと思います。
何等かの、
積極行動、前向き行動 が、
それこそ
「グローバル」に広がって
いくことで

自然と
楽しい、嬉しい、幸せ、愛してる、大好き、有難う、ついてる、
が、
身の回りに
国をまたいで
広がっていくのでは…。

「国をまたぐ」
といっても
今日のネット社会では
「お隣さん」
と同じことです。

この様な国際イベントを
主催している
ゴールドウェル…。

そのゴールドウェルを
「花王」が1989年に100%の株式を取得したとの説明がありました。
「花王」が1989年に100%の株式を取得

1989年といえばバブルの最中ですが…、
(今思えば、「お買い得」だったかもね…。)

なかなか
一般の人には知られていないけど、
ビジネスを骨格に、
日本企業、
やってますね。

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今の時代、
SNSを通して、

いつでも
どこでも
誰とでも

気持ちの交換ができます。

例えば…、

昨日、
美緒は、
押し寄せる人の波、サイン、メディアのインタビュー…、
そのどさくさの中で、
肝心のスマホを現地で無くしてしまった、
との報。

そんな中、

美緒のゴールド、
金メダル受賞のインタビュー

その瞬間の写真の一コマを

コンペ当日、
フェースブックで私と知り合ったばかりの
日本の代表の方が

わざわざご丁寧に
祝福メッセージと共に
現地・バルセロナから送ってくれました。
私達家族にとっては宝モノ。

感謝・感動の
瞬間でした。

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