投稿日: 2023年06月10日

日米伯交流勉強会 & 「山ちゃん」の講演 @ 盛心塾シカゴ

 

少し前になるが久しぶりに盛心塾シカゴの5月度勉強会にリアル参加
5月19日開催されてから早や3週間以上過ぎてしまった…

 

もっと早く皆さんに写真データをビデオ化してお届けしようと思っていた…
ビデオ => https://photos.app.goo.gl/L3mTzsRqdajJEAPc8

 

今回の勉強会はカリフォルニアの山下さんの講演
リアルとオンラインの ハイブリッド開催

 

● 講演タイトル:
『私の経営:米国で起業して麺一筋に30余年、米国有数の製麺メーカーへ
稲盛和夫氏から学んだこと』
Nippon Trends Food International, Inc.
代表取締役社長 山下英幸氏 (山口県出身)

 

1989年: 外食チェーン店のレストラン(長崎ちゃんぽん ・リンガーハット)米国店舗立ち上げの為に渡米(セントラルキッチン建設 )。
1990年: リンガーハットUSA一号店を開店
1995年: バブル後の経済不況により リンガーハット本社として米国店舗撤退…日本へ帰国 すべきか思い悩むも 独立して存続会社の継承を決意
2000年: 山ちゃんラーメンブランド設立(Nippon Trends Food International, Inc. )

 

以降、今年で 34年目の米国、飲食業界44年で麺一筋
生ラーメンを中心にした製麺工場を
奥様 と 二人三脚 で経営
北米市場を中心に展開 (米国・カナダ)

 

ラーメン屋を主要顧客としている製麺業に
しかしながら、 コロナ禍による 飲食店業界 の大打撃により
2020年4月度の売上が前年対比八割減‼
だが、レイオフすることなく乗り切った

 

どうやって。。。?

 

秘訣はやはり稲盛さん伝授の
哲学 と 会計学

 

京セラフィロソフィ => 山ちゃんフィロソフィ
京セラ会計学 … フィロソフィを数字に落とし込む

 

実践…
素直に、愚直に実践あるのみ ‼

 

まずは 自分が変わる
社長自ら 率先垂範でコトに当たる
ど真剣に仕事に打ち込む

 

そして
フィロソフィの共有
パートナーと ベクトルを合わせる、
全従業員と ベクトルを合わせる

 

● 社是: 敬天愛人
「人として正しいことを貫き、人を思いやる心を持ち、仕事を通じて人格を高める」
仲間と共に素晴らしい人間になれるようと真剣に仕事に打ち込み
この会社で働いてよかったと思えるような会社を目指す

 

● 企業理念
次工程はお客様の心、愛と誠と調和の心を持って
全従業員の物心両面の幸せをはかり
エッセンシャルビジネスとしての責任を果たし
日本の食文化 及び
地域社会の進歩発展  へ貢献する

 

● 語る人生の4度の転機とは。。。?
就職と結婚
独立起業
盛和塾・稲盛氏との出会い。。。

 

これから~新時代の幕開け
創業30年に向けての決意…
百年企業を目指す!

 

そのために
読書・信仰(感謝の心)。。。ゆるぎない学び

 

● 講演後 Q&Aセッション…
Q: アメリカで企業経営 する際
山下さんの考える「成功の秘訣」とは ?

 

A: 社長が一生懸命働くしかない
みんなに自分の背中を見せ続ける
先頭を走るのは社長しかいない

 

全員営業で新規市場・顧客開拓…
カナダ新市場への積極的な進出
コロナで競合他社の動きが鈍い中、ほぼ独占できた

 

++++++
ところで…私の場合
山下さんには2011年5月のシカゴ開講式少し前に知己を得たが
以降、各地・各舞台でお目にかかっている

 

例会・勉強会、日本祭り、ラーメン屋。。。

 

しかし中でも やはり…
印象深く強く記憶に残っているは
6年前の 2017年5月

 

シカゴ塾主催の
5月27日から29日…3日間の盛和塾交流勉強会

 

日本他、ブラジル、北米(ハワイ、ロスアンゼルス、シリコンバレー、ニューヨーク)
各地から約100名の経営者の皆さんにお越し頂いた

 

「京セラ会計学を学ぶ」の テーマのセッションでは
色々学び、気づき交換、意見発表等
山下さんの会社の従業員の方2名も同じテーブルだった

 

2011年5月の開講式以来の
盛和塾シカゴ主幹の盛和塾公式イベント

 

「塾長無し」で日本国外で開催される
初の試み…

 

今後も継続開催「可」とするためにも
何としても成功裏に終えた旨
稲盛さんにご報告する必要がある

 

よって
完璧を期して半年前からの準備
本部から諸橋事務局長と芦田さんのお二人が
JTBの担当者を伴ってシカゴ入り

 

思い出すも寒いシカゴの冬の折…
諸橋さんに日本から持参のカイロを分けて頂いた

 

勉強会後のオプショナルツアー用の
各種美術館・博物館、ボートでのシカゴ市内・ミシガン湖、
フランク・ロイド・ライトの建築、レストラン、夜の2次会・3次会会場。。。

 

個人的にはシカゴのダウンタウンはあまり詳しくないので
にわか勉強で汗をかいた

 

諸橋さんと芦田さんには是非ウーバーの体験を。。。
と思ったものの一時、携帯電話のバッテリーが切れるというハプニングもあった
が、
お二人と一日中シカゴ市内各地を巡ったことは
よい思い出として鮮やかに蘇る
後にも先にもこんな経験はない

 

今後も継続して開催の期待される日米伯交流勉強会…
舞台会場としてシカゴの地を
本部の方々にいの一番に選んでいただいたことは
返す返す 感謝しても し過ぎることはない

 

殊に…
あれほどお元気だったのに
私個人的にも親しくさせて頂いた顔、顔…
その後、鬼籍に入ってしまわれた

 

勉強会当時の写真アルバム内
方々の姿が切なく悲しい

 

結果、交流勉強会は
2017年: シカゴ
2018年: シリコンバレー
2019年: ニューヨーク
と引き継がれた

 

が、
2020年:ロサンゼルスへのバトンは中断となった…

 

つい最近になってようやく…今年
2023年9月に開催にこぎつけることができた旨の知らせ…

 

それにしても…
2019年末、「盛和塾」の終焉の時が来ようとは
とても想像できなかった。。。

 

本部も解散
そして以降
コロナ…

 

めぐりあわせとは言え

 

交流勉強会も現時点では「盛和塾」と名乗ることすらできない…
ロサンゼルスの方々にとっては
如何ほどに残念な3年間だったことかと思う…

 

6年前にシカゴで開催し得たこと
ありえない
ありがたさ
が募る..

 

「あの人」 も そこに…
遠い遠い…懐かしの2017年を思い、振り返る(写真・ビデオアルバム集)

(リンク↓)

盛和塾日米伯交流勉強会@シカゴ

 

● 2018年のシリコンバレーでは
山下さんを中心とするメンバーの方々に
色々ご案内頂いた
アップル、テスラ。。。

 

シリコンバレーの旅では
個人的には気の置けない友人と
ウーバーとエアビーの「大活躍」により
学び & ユニークで大変豊かな二人旅の時間も過ごせた

 

それにしても…その後

 

時間軸以上に感ず
生活スタイル、社会・世界情勢、テクノロジー等環境の著しい移り
人々の考え方、心の向け方、向き合い方…
この恐るべき変化よ…

 

コロナ前
2017年: シカゴ
2018年: シリコンバレー
もはや遠~い昔…

 

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