投稿日: 2017年09月26日

昨日9月25日は次女の誕生日でした。

それぞれの時間的都合もあって
私達は前日の9月24日(日)、
Early Birthday Dinner として
ささやかな誕生日祝い夕食会
を開きました。

シカゴのダウンタウンに住む3女からの呼びかけに、
同じイリノイ州でもはるか550キロ南に住む4女も参加することになり、
久しぶりに3人の娘が集結。
4人でのパーティーとなりました。

次女は幼稚園・小学校の先生をしているのですが、
誕生日当日の25日、
学校の朝の校内放送で、

“It’s Ms. Sota’s birthday!”

とアナウンスされたとの事。

”一日中、廊下歩く度、
すれ違う学校中の生徒達に
Happy Birthday!
と言ってもらえたよ (笑)。
かわいいね~”

と喜んでいました。

日本でもクラス単位では
先生の誕生日を祝うことはあるのでしょうね。

微笑ましい、
やさしいひととき、
いいな…。

(肩書ではなく)
名前を積極的に呼び合う習慣。

フレッシュな企業を中心に
日本でも
かなり様子が変わってきていると思いますが…、

何かにつけ この国では、

人それぞれの個性や良いところを
引き立たせ、引き上げようとし、
その人をみんなで心地よくさせてあげようとする
習慣・文化があるように感じます。

+++++
ICTやSNSの一段の普及でしょうか、
「パーソナル・ブランド」という言葉を
よく耳にするようになりました。

「個」が大きく花咲く可能性、
その可能性に向け、

その気になれば
自分を磨き、
大きく飛躍させやすい時代
になった、のでしょう。

その場合、
自分が人と どこ が違うのか、
自分が人と どう 違うのか
自分を どう 向かわせたら良いのか?

は、
じっと一人で自分の中で、
内々で考えても
分かりにくいかもしれません。

強みは
自分では見つけにくい。
自分から見た場合と他人の目とのズレ、

もあります。

だから、自分の思いや考えに付いて
まずは自ら自己開示、

「情報発信する必要がある」

のですが、
どうしても、人からどう思われるかが気になる、
怖い…?

その結果、

行動しない。
これまでと異なった動きをしない、
挑戦しない、
安心・安定の今に留まる、

といった傾向があるのかもしれません。

それでは…、

紹介したい、売りたいモノ
会社、製品(含:サービス、技術)

がある場合はどうなんでしょうか?

「挑戦しない」
訳には行かないですよね?

名前を知ってもらうため、
名前を売り込むため、

その努力、
挑戦しなくてはいけません。
チャレンジしなくてはいけません。

「売れるだろうか?」
「クレームがあったらどうしようか?」
「うまく行くだろうか?」
「人からどう思われるかが気になる」

どころの騒ぎではない。

ビジネスしてるのですから、
そんなことを考える暇もなければ、
誰にも分かるはずのない未来を
考えても全く意味がない、
はずです。

日本人同士ならまだしも、
日本語を使用しない
文化・習慣・常識の異なる
海外の人達を相手にしているのであれば尚更です、

又、
現状に満足しその場に留まっていては
淘汰されてしまうのも早い
変化・スピードの時代です。

存在を知ってもらう。
名前を知ってもらう。

存在とはブランド。
名前とはブランド。

ブランドとは
会社・製品に付ける名前
であり
会社・製品そのもの
です。

この「ブランド」の役割には、次の3つが考えられます。

(1) 品質保証の目安
「信用」、不確定要素のある時の「安心と信頼」につながる。

(2) 使用・消費者の自己表現という感情的役割
洗練されたものを所有している自分も洗練されている、満足感を提供。

(3) 他との区別化
「ブランド=高級品」ではないが、忠誠心が高い顧客程高価格製品を購入する。

日々の活動を通して
自社・製品を
どのように育てていったらよいのか?
どの様にみてもらいたいのか?

ブランディング とは
「ブランド化」、即ち
「差別化」です。

ライバルとの差別化をはかり、
その中から選んで頂く、
その理由とは何?

ブランドを上げることで
価値を適切に理解してもらい、
値段が高くても買ってもらう。

その為には…?

見た目、イメージ、第一印象
はとても重要です。

只、それは最初の「入り口」、
で10%の重要度にしか過ぎません。

本質的な部分は
やはり、
「実績」
だと言われます。

それでは
実績のない、
ゼロから起業する人、
或いは
新規製品、
に付いてはどうしたらよいのでしょう?

はじめはゼロであったとしても、
そこから始めるしかない。
「実績を作るしかない。」

それも「1番」という実績が必要。

何故なら、知名度という点で
「1番」であることが極めて重要で、
「2番」とは、大差がある、
からです。

例えば、世界一:エベレスト、日本一:富士山、とした時、
それぞれ2番は??? の問いに似たところがあります。
或いは、「コーラ」と言ったら「ペプシ」ではなく「コカコーラ」…。

一番を目指す、とlは
途方も無い事、なのでしょうか?

「未来進行形で考えよ」 と、
私達は繰り返し教わって来ています。

過去の経験 や
現在のスキル で
判断するのは誤り。

まずは、とにかく
最終目標を設定する。
最終ゴールを設定する。

「一番になる」という目標を立てる。
「その他大勢」ではなく一番になる。

一番にならなければ
常に価格競争に巻き込まれ、
大手には絶対に勝てない、
からですが、

その目標設定にあたっては、
「根拠は要らない」。
(”はったり”でもOK、だそうです。)

とにかく 設定する。
そこからがスタート。

そしてその設定したゴールの為には
ブランド化は必須!

具体的にはどうやって…?

「ニッチを狙え!」

と言われます。

この場合、
「ニッチ」=「すきま」
の直観的なイメージでは
誤った解釈となってしまします。

「すきま」は「隙間」となり、

大手からの
「おこぼれをもらう」
ということになってしまいそうです。

これでは、
狭い分野、狭い範囲
での誤った「ニッチ・マーケティング」となります。

隙間市場 = 狭い市場 では、

客も少なくなってしまいますよね。

ニッチ(Niche)には
隙間市場、という意味だけではなく、

人や能力に応じた
「適所」「生かし所」「得意分野」

という意味もあり、
ここで指す本来のニッチとは、

潜在的に存在している

「未だ満たされていないお客様のニーズ」

のことです。

紹介された時に、
「あ~、そういうのあったら欲しい…!」
です。

では、それは
待っていて
得られるものでしょうか?

本を読んだり
ネットで検索したり
して得られるでしょうか?

得られることもあるかもしれません…、
が、
そこで得られる情報は。
「自分事になっていない」
事が多い。

自分・自社の真にやりたいこと、
得意なこと  に
直ぐには繋がらない…?

或いは
時間がかかる…?
タイミングがずれてしまう?

だから、やはり、

自分自身を
自分の紹介したい製品を

積極的に
「世に問う」、
「市場に聞く」
そのための行動をする。

そして
誠心誠意
相手・使用者・消費者を「おもんぱかる心」
をもって
改良改善を次々に繰り返す。
その努力を続ける。

昨今の
スピード時代、
VUCA (不確か不透明、複雑多岐)の時代、

PDCAサイクルにこだわらず
OODA(現場主義)
を取り入れ素早く対応、
改善努力を続ける。

相手の視点に立って、
「あなただから」
というものを作る必要があります。

そう考えると、逆に
中小零細者の方が、
チャンスがあるような気もします。

「過去の経験」や「今のスキル」では
夢、 のように見えたとしても、

「今」判断して決断、
創意工夫し実行。

未来進行形 で考え、
現在進行形 で行動する。

これを
延々と続ける。
何年かかっても連綿と続ける、

やがて、
周りの人に
認知されるようになり
押し上げられるようになる。

行きたい最終ゴール、
「一番になる。」

最初はゼロでも
最終は一番になる。

一見、難しそうに見える?
でも、本当にやれる人なら
思ったより、そうでもなさそうです。

踏み出した一歩ごとに
「千里の道も一歩から…」
を心に刻む。

既に成し遂げた人・例はたくさんあり、
その一方で、
生きている間に絶対に一番になる、
と覚悟して決断している人は少ない…。
0.1%か、それ以下かもしれない。

だから
あきらめ、
投げ出さないで、
実際にやり抜ける者は
「一番になれる。」

これは
自分がこの先生涯にわたってやりたいこと…?

だとしたら、

その為なら、
好きな事なら、
やりたいことなら、

とにかく行動して、
勉強、改善、即行動…、
続けられますね?

使う道具は
今や誰もが身近に使えるメディアです。
ウェブサイト・ページ、ブログ、メルマガ、フェースブック、ライン、ユーチューブ…

過去の経験… 関係ない、
現在の知識やスキル… からの発想ではない。

最終ゴールは一番になる、
とにかく一番にこだわる。

目安は、
自分の名前
自分の製品

検索窓で何人の人が探してくれるのか?
が指標。

最初は1人、であったとしても
2人、5人、10人、100人、1,000人、10,000人…。
になって行けば良い。

それを増やす途中過程が
ブランディングであり、

この設定そのものが
ブランディング化であり、
「ブランディングの有り方・本質」…。

そう学び、
そう体感し、
そう信じ、

第二のビジネス人生を
楽しんでいるところです。

++++++++++++++++
4女は
次の日(月曜日) の早朝6時15分に我が家を発ち、
4時間30分のロング・ドライブで朝10時45分に自宅に戻り、
予定されていた会社の午後1時からの会議に出席した模様。
(さすが、若いね~!)

妻は、
大衆「メディア」のラインでの誕生パーティー参加…でした。
(3日前の9月21日、喫緊事により、空港 から 成田へ)
写真:シカゴ・オヘア空港、
エレベーター内、階ごとにシカゴプロスポーツ・クラブ名”ブランド”。

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