昨夕(12月11日)は盛和塾シカゴの忘年会…。
今期の反省・来期にむけての抱負・決意(?)の会
がありました。
私が家を出る時は、運悪く、丁度雪がチラつき始め、
スロー運転でひどい交通の便、通る道全てが大渋滞…。
行き着くのに、普段の3倍くらい時間がかかってしまいました。
気の置けない長年の仲間同士、
稲盛・実践経営哲学を学ぶビジネス・メンバー…。
各自各様、業界も色々、
抱えている会社のプロジェクトも様々です。
最高売上げ・最高益の健闘を讃え合いながら、
将来的な経営環境、経済・社会環境は抜き差しならない状況下、
意見、知恵を出し合うなど、
盛和塾の仲間(ソールメート)面目躍如というところです。
皆と共に「元気」を確認できるひと時は
極めて「快」なひと時です。
只…、
私達が今まさに遭遇しているIoT、ロボット、金融革命等
同時多発的に起きている第4次産業革命の一端に触れる
エキサイティングな近未来にまで話が至らなかったのは
正直、少し心残り、食傷気味な気もしました。
米国では…、
ビジネスに対して前向きな施策(金利や規制緩和)によって
経済の先行きは当面好影響が出るものと期待されています。
とは言え、私達の様なスモールビジネス者にとっては、
そんなマクロ的現経済状況…、
それとは関係なく、
別途「時代の波」に乗るべく
学びと実践を高速で回転させていく必要があります。
今までの成功体験が通用しない、
新しい時代の波に飲まれないように…、
です。
「危機」
という言葉は一般的には、ネガティブな印象を持ちます。
が、見方によっては、
危機の「危」は危険、不安定 を意味するとしても、
危機の「機」は機会、チャンス をも意味します。
そもそも、「不安定」からくる「不安」は
新しい事にチャレンジする者、社会にとっては
当然の感情で、むしろ「健全」だと解釈できます。
好む・好まざる、に拘わらず、
世界全体が、
第4次産業革命がもたらす「不安定世界」に突入するのであるならば、
その場で、自分自身だけが「安定」にしがみつくことはできませんし、
仮にその環境に留まることを選択したとしても、
俯瞰してみれば「不安定」と言えるかもしれません。
そう考えると
「危機」 を、
「チャレンジ機会」 と早変わさせ…。
受動的に「不安定」領域に留まる、のではなく、
積極果敢に「安定」領域を脱する、ことを選ぶ方が賢明なのかもしれませんね。
これから向かう
全ての 危機を
全て 前向きに捉え
「明るい未来しかない!」 を口にし、
学びと実践を
スピード感を持ってサイクルさせることで、
危険を 最少化 でき、
機会を 最大化 できるものなのでしょう。
ところで、
「金融業界の危機」
と言えば
今「流行(?)」の
暗号通貨 (仮想通貨)。
ウォール街の専門家筋は、
昨今のビットコインに代表される暗号通貨(仮想通貨)について…、
未だに極めて懐疑的で、
「異常な熱狂ぶり」と断じ、
以前(1999年頃)のドット・コムの崩壊を想起する旨伝えています。
しかし、その一方で暗号通貨を支えるブロックチェーン技術が
世の中を画期的・革命的に変える可能性を予期しています…。
I’m interested in the blockchain technology associated with bitcoin,
and I’m looking for companies that can use it – and by using it give themselves a competitive advantage over other people that aren’t using it.
私自身は一年前くらいに
暗号通貨なるものを見聞きし
実際に触れる機会がありました。
、
国際送金等、実際に何度か試してみました。
すると…
これは、
明らかに世の中を変える
「近未来技術」
「近未来システム」
です!!
只、残念ながら、現時点では
「国」レベルで、
又、
「普通の良い人」レベルで、
とてもその進化スピードに付いていけていません。
そして又一方で、この近未来技術も、まだまだ不備が多いようです。
でも、この一年で確実に進歩・発展したのは事実。
また…、
国が変われば法律も変わります。
暗号通貨・仮想通貨はまだまだ共通の決まりが少ないため、
法的な扱われ方も国によって違っている訳です。
ですが、2017年は『仮想通貨元年』とも言われるほど、
暗号通貨・仮想通貨が大注目を集める今現在、
厳しい規制を行なっている国ですら、仮想通貨という
「潜在力」「可能性」を無視することはもはやできません。
これは「時代の流れ」であって、誰も逆らうことはできず、後戻りは不可能なのです。
スマホから 固定電話 への世界、
郵便はがきや手紙から 電子メールやSNS への世界
へと同じ変化です。
(進化形の強所「共存共栄」は、あります…。)
因みに… 現時点では…、
● ビットコインを法的に禁止
アイスランド、エクアドル、ボリビア等
● ビットコインを規制 (懸念点が解決できれば規制を弱めていく)
インド、中国、ロシア、タイ、インドネシア、コロンビア、台湾、ヨルダン、レバノン等
● ビットコインの取り扱いが自由
(1) ドイツ:ビットコインをプライベート貨幣として合法化。
(2) 日本:2017年4月に仮想通貨法が施行され、法の整備が整ってきている
(3) デンマーク:ビットコインによる日常的な取引に課税しない
(4) アメリカ:州ごとに法律が異なるが、ビットコインの利用率は高く、普及に前向きな一方、カリフォルニア州のように規制が厳しい州もある。
(5) イギリス:ビットコインに関して寛容な姿勢
(6) オーストラリア:仮想通貨を法定通貨(国が定めた通貨)とほぼ区別しないという方針
(7) カナダ:ビットコインを消費者に身近な存在にしようという方針、2016年にはカフェや、コンビニエンストア、ガソリンスタンドなどにビットコインの使用できるATMを設置。
直近の今月12月のニュースでも…
● ゴールドマンサックスは取組開始に向け、動向を見守りつつ準備
● シカゴオプション取引所(CBOE = Chicago Board Options Exchange)がビットコイン先物取引スタート
● シカゴ・マーカンタイル取引所 (CME = Chicago Mercantile Exchange)も12月18日に先物取引を開始
● 東京金融取引所がビットコイン先物を検討
● 金融庁仮想通貨の課税方針決まる
一方…、まるでマンガみたいな、おかしな事態????
ビットコイン価格が急騰し、
一ビットあたり200万円(2017年初は10万円だった…)、
20倍になった…!!!???
100万円分のビットコインを持っていた人は 2,000万円の資産となり、
1,000万円分持っていた人は…、 2億円の資産構築ですか… ハァ??(笑)
全く訳の分からない世界です。
シカゴで稲盛哲学に日々接している多くのソールメートにとって、
恐らく別世界、心情も真逆(?)に近い
投資や金融の謎、不思議な世界…。
素直に受け入れ難い部分が多々ありそうです。
但し、一方では、
金融革命の骨格とも云われるブロックチェーン技術は、
暗号通貨、スマートコントラクト関連・周辺のその他のビジネスが
洗練、磨かれていく過程で
確実に私達のビジネスの現場に組み込まれることになります。
金融業界… お金を扱う者、全て…、です。
銀行、保険、証券、不動産、…
時代の大きなうねりの中で大変革が行われつつあります。
その真っ只中、
自分のビジネス環境を通して技術の本質とは何かを問い、
或いは又
自分のビジネスや生き方を問う、ことを通して
自分の人生やビジネスの「ひとコマ」をどの様に進めてみようか、
等、とても興味深い時代でもあります。
不思議だ、とか
訳が分からない、とか
自分の生き方や哲学に反している…、
等で、
学びを疎かにしたり、
危機や不安、変化にチャレンジする事を怠ったり
まして、目を背けないのが肝要なのでしょう。
99%のネット情報は信用できない、とも言われ、
否定的な見解や、煽ったり、詐欺まがいの動きも日常茶飯です。
だからこそ余計に
それら情報洪水に惑わされ、流され、おぼれないよう、
自分の目的や方向に沿って取捨選択した上で
使用できる能力・情報リテラシーを磨いていきましょう。
殊に
ICT(情報通信技術、インターネット)をビジネスの基盤ツールとし、
国を超えたサービス提供の夢を志す私達は、
”楽しみ”、そして、喜びの心を持って対峙し、
高速のPDCAを繰り返す進め方をしてみたいと思います。
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明日・12月13日からの日本への旅…
新しい人たちと
新しい夢と可能性を求めて
アイデアを交わす時間が待ち遠しいです。
(今回出会って頂ける方々、どうぞ宜しくお願い致します!)
幸運にも、今回の東京滞在中、
最先端の学びを体感できそうな機会に恵まれました。
講演会・セミナーに参加します…。
中でも、
12月16日(土)渋谷で開催の
「日米仮想通貨サミット」では、
最先端からの刺激が体感できるものとワクワクしているところです。
<出演者>
● 野口悠紀雄氏:著書「仮想通貨革命」「ブロックチェーン革命」
● スティーブ・バノン氏:元米国首席戦略官
● M.S.ピウォウォー氏:米国証券取引の番人 SEC暫定議長
● 斉藤賢爾氏:慶應義塾大学 大学院SFC研究所上席所員
● 落合陽一氏:筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授
● 齋藤亮氏:SBIバーチャル・カレンシーズ代表取締役
● 上野義治氏:仮想通貨系人気ユーチューバー & 著書「はじめてでもわかる!稼げる!仮想通貨入門」「5000円で始める仮想通貨投資入門」