「トランプ再選・その後は?」

我が家のファミリールーム内のテレビ(モニター)。。。
YouTubeを見る時にだけ、それもたまにしか使わない
さすがに大統領選挙投票日とあっては
午後8時ごろ、やはり途中経過が気になる
TVのローカル放送チャンネルを点ける
この日11月5日。。。
前に点けたのは一週間前の10月30日の
ドジャースのワールドシリーズ勝利以来
開票の最終結果はまだまだ時間がかかるものと思い
やおらTVをスイッチONにしたのは11月5日午後8時頃
主要テレビ放送局ABC、CBS、NBCは
最後の最後まで絶対にトランプ優勢を伝えないはず。。。
トランプに対し一体どんなネガティブコメントしてるのだろう
2016年、2020年の時を思い出しながら。。。
取り合えずNBCにしてみた
Too early to call…と表示
そりゃそうだろう。
開票は始まったばかり故。。。まだ早すぎる
ミシガン州とウィスコンシン州に挟まれた
シカゴ郊外、我が家のあるイリノイ州は
東の ニューヨーク州 (NY)
西の カリフォルニア州 (LA)
同様、概ね大票田の州は民主党の地盤。。。
これは「不動」なのでこれらの州での開票結果に意味はない
スイング・ステートと呼ばれる7州の勝負
(Swing = 揺れる、振れる。。。選挙ごとにどちらの党に票が動くか予測困難な州)
フロリダ州, ペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州
アリゾナ州、ジョージア州、ネバダ州
大統領選挙では選挙人団制度を採用しているため
スイング・ステートでの勝利が当選にほぼそのまま結びつく
当然ながら
候補者は選挙運動やリソースをこれらの州に集中させる
メディアも特に注目して報道する(はず。。。?)
個人的にはトランプの圧倒的な勝ちを予測していたものの。。。
これまでのことを思うとやはり疑わしい、不安。。。
意外にも。。。
「真正直な」NBCの速報中継
。。。トランプが全ての主要スイング・ステート7州で勝利
文字通り大勝
今回は2020年のようなひどいことが起きなかったようだ
「Too big to rig」。。。不正操作及ばないほどの大差
2024年11月6日午前1時25分(米国東部標準時)
2024年11月6日午後4時25分(日本時間)
フロリダ州ウェストパームビーチのパームビーチ・コンベンションセンターで
主役は支持者の前に姿を現し、勝利宣言を行う
Donald Trump’s full victory speech (Fox News)

私はこれまで
UberのドライバーやFedExの配達ドライバー。。。
色々な人に、ことあるごとに聞いてきた
彼らは(恐らく)一般人の中でも中間層よりやや低所得と思われる人たち
反応はトランプ。。。
やはり経済と移民政策
それに戦争を起こさぬ、止めさせることのできる人物と評す
そして 有言実行
今回は
トランプは、ラテン系や黒人有権者の間で支持を拡大
特に若年層の男性からの支持が増加したとされる
トランプの選挙キャンペーンは
ポッドキャストなどの新しいメディアを活用し、幅広い有権者層にアプローチした
銃撃事件後
異才・天才、イーロン・マスクもただちに支持を表明
選挙戦を有利に進め、
予想をはるかに上回る早さで勝利が確定した
それにしても
アメリカ合衆国の歴史において、
非連続で2期大統領を務めた人物は
第24代大統領(1893年~1897年)のグロバー・クリーブランド
以来というから如何に異例の大統領再選劇だったか。。。
米国経済や国際関係に多大な影響を及ぼす基本政策は。。。
貿易やエネルギー分野での変化も大きい
+++
● 経済政策では 減税と規制緩和
● 財政政策では 政赤字の拡大: 減税の恒久化や追加関税の導入により財政赤字が拡大
● 貿易政策では 保護主義的アプローチで輸入品に追加関税、国内産業の保護を強調
● 対中政策では 中国からの輸入品に対する関税大幅引き上げ、米中経済の分離を推進
● 移民政策では 制限的措置: 不法移民の子供への自動的な市民権付与の廃止など
● エネルギー政策では 国内生産の拡大: 石油・天然ガスの掘削拡大や、エネルギー規制の撤廃を通じて国内エネルギー産業の強化
● 気候政策の見直し: パリ協定からの再離脱や、燃費・排ガス基準の緩和
+++
今後どうなる?
● 地政学的緊張は緩和されるのか?
(1) ウクライナ情勢
(2) 台湾問題
(3) 北朝鮮問題
(4) 中東情勢
(1) ウクライナ情勢
ロシア語を母国語としていた地域をロシアに譲渡し
ウクライナのNATO加盟断念と引き換えに戦闘終結への合意を目指すか。。。?
(2) 台湾問題
中国に対して明確な警告を発し
台湾海峡と南シナ海における米国海軍のプレゼンス強化
(3) 北朝鮮問題
キム・ジョンウンとの人間関係を軸に進展をはかれるか。。。?
(4) 中東情勢
イスラエルの軍事目標はほぼ達成され
イランは米国の制裁で抑制可能
また
アブラハム合意の復活(イスラエルとアラブ諸国との関係改善)
&  イスラエルとサウジアラビアの平和条約締結
● 経済見通しは?
今後しばらく(6〜9ヶ月)は
バイデン政権下でのインフレ、過剰支出、財政赤字、規制負担の影響が継続
その後
2〜4年の期間で経済にプラスの影響を与える
。。。レーガン政権初期(1981-1982年の不況後、1983-1986年の高成長)に類似か?
● 製造業は?
製造業復活は、ドル安政策ではなく
高関税の導入
減税政策
規制緩和
にて実現を。。。
でも。。。
海外からの製造業者に対しては
米国で製品を販売するなら、製造も米国内で行うべし。。。
この政策で
外国企業が米国内での投資のためにドル借入れを行う
=>  ドル高  =>
製造業に必要な海外からの原材料コストを低減
米国消費者にとっては輸入品価格の低下
トランプ当選と決まるや否や。。。
株式市場は即座に素直に反応
私のわずかばかりの資産もその恩恵を受けた
暗号通貨・ビットコインも連れて。。。
(来年は$100,000/BTCに向かって欲しいものだ)
日本は。。。?
まずは「自立」ありき
同盟国との連携はその次だ
自分が強くなければ周りからの信頼は得られない
彼らから信頼され期待され
それで始めて彼らに期待することができる
殊にトランプは
弱いヤツは嫌いとの事
日本よ、強くあれ!
またしても。。。安部さんを嘆いても惜しんでも仕方ない。。。が
日本国のリーダーが誰であれ
トランプのような臭覚鋭い「ディーラー」相手に小細工は通用しないだろう
確固とした信念・哲学のもと
本気・本音で本質を語り
勇気をもって新生MAGAに見事立ち向かって欲しい