シリコンバレー & 日本の企業経営者の体験発表と学びの日々

4月もいよいよ最終日、来週から5月。
どうやらシカゴの冬も終わり…,、かな？
そんな感じです。
つい先日まで雪がチラついた日もあったくらいですので。
今年も、春を通り越して夏がやってくるのかしら…？
去る4月13日から17日は
冬(?)　の　シカゴ から
春(?)　の　シリコンバレー に行って来ました。
今年も色々な業態・業界の
（主に）日本の中小企業経営者の方々との
意見、情報、考え方、学び
の交換会。
と、同時に
同じ　アメリカ　にあって、
他地区とは
全く異なったアメリカ
を体感できる良い機会
でした。
シリコンバレー　は
サンフランシスコ・ベイ(湾・入江）地域の南部、
サンノゼ(San Jose) 周辺一帯の通称です。
この名称は、
シリコン(半導体の主原料：ケイ素＝Silicon)
と
バレー（地形が渓谷=Valleyであった）
に由来しているそうです。
私はこれまで
このシリコンバレー中心都市 [San Jose] に付いて、
日本語では「サンホセ」と呼ぶのだと思っていました。
そのため、
「サンノゼ」にはやや違和感がありました。
その昔、1968年にヒットした
ボサ・リオやディオンヌ・ワーウィックの
「サンホセへの道」
“Do You Know The Way To San Jose?”
というフレーズとメロディが
があまりにも強く印象に残っていましたので…。
英語読みではサンノゼに近く、
スペイン語読みではサンホセに近い、
といった感じでしょうか…。
— シリコンバレーは、　その昔　1777年に
スペイン軍の軍事補給基地として集落が創設された…。
そこで長年住む住民にとっては、
歌や曲の奏でるそんな昔の穏やかで情緒ある田舎風の
街並みからは
まさに一変したことでしょう。
今や
世界のシリコンバレー
世界の叡智が集まり
名立たる有名IT企業が集結しています。
1940年台にこの地にスタンフォード大学出身者により、
エレクトロニクス、コンピュータ―会社が設立されたことが発端となり、
更に、
インテル、グーグル、アップル、AMDなどが生まれ、
「世界のシリコンバレー」
となった今ではその周辺には
Airbnb, Uber, Twitter, Dropbox, Yelp, facebook,
Oracle, Google, Apple, Stanford, Intel,
Adobe, ebay, Wepay, Yahoo, Linkedin, Tesla….
の拠点・本社があります。
そのシリコンバレーで開かれたイベント…。
この度も学び多い日々でした。
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4月14日(土)には、
北米各地　と　ブラジル　で起業し、
見事な経営をされている
6人の方々の
体験発表。
特別スピーチとして
シリコンバレーで
ベンチャー・キャピタル(VC)を経営しておられる北村氏からは、
日本の多くの若きIT起業家達も目指す、
シリコンバレー　の
シリコンバレー　たる所以
に付いてのお話を聞かせて頂きました。
「シリコンバレーの動向と起業家に求められるもの」
というテーマでしたが、
皆が薄々感じている事実を
はっきりした数字・文字で
再確認させられた思いではないでしょうか。
時価総額トップ5社、10年前と比較　(米国と日本）
何を物語っているのでしょうか…？
米国：マイクロソフト以外は総入れ替え
2007：(1)ExonMobil (2)GE (3)Microsoft (4) Citi (5) AT&T
2017: (1)Apple (2) Google (3) Microsoft (4) Amazon (5) Facebook
日本：有名企業不変・独占状態、唯一の新顔はソフトバンク
2007: (1)トヨタ (2)三菱UFJ銀行 (3)ドコモ (4)NTT (5)みずほ銀行
2017: (1)トヨタ (2)NTT (3)三菱UFJ銀行 (4)ドコモ (5)ソフトバンク
そして、
ついこの間生まれたスタートアップ企業である
宿泊　の　Airbib　が　ヒルトンホテル　の
車　の　Uber　が　ホンダ　の
時価総額を上回っている…？？？
この先、近未来には…
上記、宿泊・車、のみならず、
IoT, ロボット、AI技術の凄まじい急伸によって
製造現場のみならず、
医療、食料関連にも
飛躍的な展開が予測されています。
そこで…、
それらの技術と技術、アイデアを
掛け合わせることによって
金融（銀行、証券、保険等）を始め、
国際間ビジネス(海外展開・取引）の
仕組み、あり方に
とてつもなく大きな
「革命的変化」
の起きつつある時代に
私たちは生きている、
と再認識すべきだと思うのです。
そして、それは即ち、
私たち皆にとって最大の
チャンスが到来している
しつつあると思っています。
いわば…、
上記の米国でのトップ５のほぼ総替え的な動きが
今まさに日本でも起きようとしている…。
従って、
既得権益や恐竜的な動きのみられる
伝統的大企業・有名企業に替わって、
日本でも、
少しだけ考え方を変え、
一つの行動によって、
大いなるチャンスの道が開ける時…。
まさに
個人、中小零細企業の輝ける時代が
今やって来た！
その第一章の始まりではないでしょうか？
シリコンバレーには
そんな個が世界中から集まって今に至りました。
既存の大きくて強い　恐竜企業
に満たされず、
そんな「安心・安全・安定」領域から離れ、
「未知・不安・不安定」領域に
興味津々、
新しいもの好き
チャレンジ好きな
人が集まって今に至りました。
これは、
失敗であって失敗ではない、
起業家魂…、
チャレンジ精神…。
「見逃し三振」では決してなく、
往年のスター、
日本・巨人・長嶋選手の如く、
「大いなる空振り三振」
を繰り返して
やがて球界の雄になれる選手…。
その姿に、
小さな見かけの失敗を繰り返す事で得られる
経験値という対価を糧に、
エネルギーを高めて行く…。
急成長できる環境が整った
「今」を生きる
「個」「中小零細」[スタートアップ」の人達…。
即ち、
私達・誰もに　オープンの
近未来の姿
がダブって見えるのです。
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4月15日(日）は、
日本から来られた二人の経営者の体験発表
(株）パラダイスプラン
塩屋まーすやー(塩の専門店）
「雪塩」「ソルトソムリエ」
西里社長(沖縄）
と、
ユーエスマート株式会社（ユーエスマート）
15分100円遊び放題の室内遊園地US.LAND（ゆーえすらんど）
そして
Kids US.LAND（きっずゆーえすらんど）
田口社長(大阪）
そして
経営問答。
グループディスカッション…。。
旧交を温め
親交を楽しみました。
多くの新しい出会いもありました…。
でも
何より…
体験発表を通して…、
日々夢を持って誰にも負けない努力を重ねながらも、
課題・問題
困難・苦難
失敗・挫折・落胆
の連続…。
でもこれらの言葉を
「フィロソフィ-」「人」の力
と
「明るく」「前向きな」気持ちで
自らを奮い立たせ、
「危機」に出会う度に、
文字通り
危険　を
機会　に
変える好機、チャンスに捉える…。
捉え続けて
幾つもの試練・山谷を乗り越えて
見事今日に至らしめるそれぞれの
人生ドラマ、人間ドラマ
は感動的でした。
「心を高める、経営を伸ばす」　は…、
経営、マネージメントに関わる人は
すべからく
自分自身の「人間」を「つくる」
必要がある。
でも…、
「これでいい」といった完成型はあり得ず、
ですから、
今日より明日、と
それを目指す
「つくっていく」プロセスこそが重要なのでしょう。
そして、
そのためのキーワードは
「感謝」
体験発表は
相手を思いやる心
そして…
溢れるばかりの
「感謝」
てんこ盛りのドラマでした。
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シリコンバレーの滞在中、
前半の2日間 (04/13, 04/14) は
イベント会場の　ホテル（マリオット・サンタクララ）でしたが、
後半の2日間 (04/15, 04/16)　は
Airbnbの民泊でした。
家主のメアリーさんは私達の不規則な出入りにも
大変親しいおもてなしで歓迎してくれました。
朝食も用意してくれました。
そして、
ホテル代とは比べものにならないくらい安い!!!
そして、
イベント会場との往復は
Uber(ウーバー）。
相変わらず便利な仕組みでした。
サンホセ空港まで10分。
いつでもどこでも…と言った感じの
気兼ね不要で「安全・安心」会計
で旅を終えました。
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上記一連の写真アルバムを
スライドショーにまとめてみました。