日本にはお弁当という素晴らしい習慣があります。
海外荷もお昼ご飯を家で作って持って行くという風習があるのですが、
アメリカの場合だと食パンにマーガリンやマヨネーズを塗り前の晩の
残りのフライドチキンをほぐしたものやハム、チーズ、レタスをはさみ、
ナイロン袋に入れてポテトチップスとバナナをスーパーの紙袋に入れて持って行く
というのが一般的なお弁当となります。
10分程で用意ができるとても合理的でとてもシンプルなお弁当です。
それに比べると日本のお弁当というのはとても手が込んでいます。
お母さんがお弁当に30分程の時間をかけるのは当たり前で、
凝った人だとアニメのキャラクターを模したキャラ弁と呼ばれる
お弁当を時間をかけて作ったりします。お弁当というのは外食で大きな出費を避けるために
考え出されたとても素敵な風習だと思います。
日本ならではのこのお弁当箱ですが、近年では海外でもとても人気があります。
日本の保存容器は密封性が高く、食べ物の色素が沈着、定着しにくいので
評価が高いので海外展開にはとても良い商品となりました。
アメリカのオークションサイトe-bayでは日本の100円均一で売っている
お弁当箱がとても人気があり良く売れているようです。
欧米では一昔前はサンドイッチ、ポテトチップス、果物という
簡単なお弁当が一般的でしたが、近年ではもっと栄養価の高い
日本で作られているようなお弁当が人気を呼んでいます。
その為日本製のお弁当箱というのはとても人気があります。
そして近年になってさらに高い評価を受けているのが保温弁当。
これは日本で開発された物で魔法瓶のような容器の中にごはん、おかず、汁ものと
小さなお弁当を重ねて入れることができるようになっている物で
朝にお弁当をつめて持って出てもお昼に食べる頃には
まだ温かいまま食べることができる素晴らしいお弁当箱です。
お昼に温かいスープを頂けるというのは本当にうれしい物なのでしょう。
日本でも冬になるとこのお弁当箱が良く売れているようです。
そして普通のお弁当箱に引き続き海外でも需要がでてきました。
これも海外展開をすると飛ぶように売れるようになった商品です。
通常2000円から3000円前後で販売されているものなのですが、
e-bayのサイトでは5000円程の値をつけても飛ぶように売れていく商品です。
それほどまでに高い評価を得ています。
このように日本に昔からあるものが海外展開され文化が引き継がれていくのを見ると
とても嬉しくなります。